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ウィンブルドンでも非難の的となっていた“ボールガール事件”のブズコバがSNSを更新。誹謗中傷コメント削除の対抗手段に出た(写真・AP/アフロ)
ウィンブルドンでも非難の的となっていた“ボールガール事件”のブズコバがSNSを更新。誹謗中傷コメント削除の対抗手段に出た(写真・AP/アフロ)

やっとSNS更新の“ボールガール事件”ブズコバが非難コメントを次々削除の対抗措置

 

 現時点でコメント欄は、誕生日の祝福や、ウィンブルドン選手権での調子を持続してほしいというエールなどで埋められている。もっとも、削除が追いつかなかったのか。ブズコバの行為を皮肉まじりに咎めるコメントがひとつだけ残っている。
「コメントも消し始めた詐欺師の女」
 ブズコバは、全仏オープンの期間中から、コメント欄が炎上状態となったインスタグラムを一時的に閉鎖。再開させた後は、チェコメディアの取材に対して「インスタグラムのコメント欄は読みたくない」と、意図的に遠ざけていると明かしていた。
 対照的に今回は、自身を非難するコメントを次々と削除する手段で対抗している。コート上で前後左右に激しく動き回り、どんなボールにも最後まで食らいつくなど、ブズコバのプレースタイルを支える気の強さがコートの外でも発揮されているとみていい。
 ウィンブルドン選手権後のWTA(女子テニス協会)ツアー公式戦では、ソリベストルモが17日に開幕のパレルモ女子オープン(イタリア)のシングルスでベスト4に進出。24日に開幕するローザンヌ女子オープン(スイス)にもシングルスにエントリーしている。
 一方のブズコバは、現時点でまだツアーに出場していない。今年最後のグランドスラムとなる全米オープンの開幕が、8月28日に控えている中、8月の第1週から“前哨戦”に出場していくと見られている。

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