え?!まだ電撃移籍話は消えていない?大谷翔平の36号ソロでエンゼルスが貯金2をキープも米敏腕記者が衝撃情報
エンゼルスの大谷翔平(29)が23日(日本時間24日)、本拠地でのパイレーツ戦に「2番・DH」で先発出場し、1回の第1打席に5試合ぶりとなる同点の36号ソロを放った。大谷の一発に誘発されたかのように1番のルイス・レンヒーフォ(26)が2打席連続本塁打を放つなどして7-5で勝利。再び貯金を「2」とした。エンゼルスの快進撃で大谷のトレード話も沈静化しつつあったが、MLBネットワークの敏腕記者のジョン・モロシ氏がツイッターに「トレードされる可能性は残っている」と投稿。8月1日(同2日)の期限までにトレードの可能性が消えていないことを示唆した。
「トレードされる可能性が残っている」
8月1日のトレード期限まで最後のホームゲーム。もしかすれば地元ファンの前で見せる最後のエンゼルスのユニホームとなるかもしれない、その第1打席で大谷が魅せた。1点を先制された初回に、フルカウントからパイレーツのミッチ・ケラーがインローに投じたカットボールを完ぺきに捉え、低い弾道でバックスクリーンまで弾き返す36号ソロ。低いライナーで瞬く間に中堅フェンスを越え、打球速度は112・9マイル(181.7キロ)で、打球角度は、今季最も低空の19度だった。
大谷の同点36号ソロに誘発されたかのように打線が奮起。トップバッターのレンヒーフォが2打席連続のアーチを放つなどして7-5で競り勝ち、貯金を2に戻してプレーオフ進出を決めるワイルドカード争いの圏内に4ゲーム差と踏みとどまった。
これで後半戦がスタートしてエンゼルスの成績は8試合で6勝2敗。マイク・トラウトが離脱しているのにもかかわらず好調を維持し、大谷のトレード話は沈静化しているように思われた。大谷自身が「トレード話はあまり気にかけないようにしている。今チームとしても良い状態だと思うので、その流れで引き続きいけるように」などと語り、トレード話を封印したこともあり、MLB公式サイトも「エンゼルスの進撃が大谷のトレードの臆測を終わらせるかもしれない」と報じていた。
だが、この日、MLBネットワークの敏腕記者のモロシ氏が、ツイッターでエンゼルスファンにしてみればショッキングなニュースを発信した。
「エンゼルスはここ数日、ショウヘイ・オオタニのトレードシナリオについて他チームと話し合ってきた。エンゼルスが8戦中6戦で勝ったとはいえ、オオタニがトレードされる可能性は残っている」
モロシ氏は、米データサイト「ベースボール・リファレンス」が示しているエンゼルスのプレーオフ進出確率の「9.6%」という数字をそこに付け加えた。
つまり8月1日(同2日)の期限まで、まだ7試合あり、その結果次第では、水面下でオファーのあるトレードが再燃する可能性があると示唆したのだ。モロシ氏は、これまでにトレード期限の数時間前まで、話し合いが続くことも伝えていた。
大谷の去就に火がついたのは米球宴で、シアトルのファンが「シアトルに来て!」と大合唱。続いてESPNのバスター・オルニー記者が情報筋からの話として「ヤンキースが意欲的」と報じ、モロシ氏も内部情報をもとに「エンゼルスはトレードの可能性を排除していない」と伝えた。
ヤンキース、ドジャース、レイズ、ジャイアンツ、マリナーズ、レンジャーズなどの候補チームの名前が次々と挙がっていた。