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仲睦まじい頃の福原愛さんと 江宏傑さん。長男の引き渡しを巡る“泥沼闘争”を台湾と中国のメディアは対照的に伝えた(資料写真:Top Photo/アフロ)
仲睦まじい頃の福原愛さんと 江宏傑さん。長男の引き渡しを巡る“泥沼闘争”を台湾と中国のメディアは対照的に伝えた(資料写真:Top Photo/アフロ)

「愛さんには多くのファンが存在する」「92%が江さんを支持」福原愛さんと元夫の長男引き渡しを巡る“泥沼闘争”を台湾と中国メディアが正反対に報じる

 24時間体制のニュースチャンネル『三立新聞網』は、江氏が圧倒的に支持されている台湾国内の世論を紹介した上で、さらに次のように続けた。
「福原愛さんを応援しているのはWeiboだけだ」
 福原さんは中国版ツイッターの『微博(Weibo)』にアカウントを持っていて、27日の江氏の会見の前後に担当弁護士名による声明や、今回の一件に対する自身のコメントを掲載している。特に会見を受けたコメントでは、「子供たちを守り愛する母親の責任として公の場で議論することを私は決して許しません」と実質的な徹底抗戦を宣言している。
 その福原さんのツイッターには、多くの応援ツイートが寄せられた。
「江宏傑には卓球のスキルがなかっただけでなく、現状では元妻でさえもコントロールできない。本当に残念な男だと思う」
「なぜ日本は子どもを母親ほど収入がなく、子どもにとって母親よりも重要な存在ではない父親に引き渡そうとするのか」
「愛ちゃん、彼に子どもを引き渡してはいけない。あなたがそうしてしまえば、残りの人生で子どもに会えなくなるでしょう」
「この男の言葉の暴力が、愛ちゃんに離婚を決意させたことは明らかだ」
 こうした状況を踏まえ、中国の代表的なニュースサイトの『捜狐新聞』は福原さんにあって江氏にないものを挙げながら、江氏を非難する記事を掲載している。
「今回の一件は2人に大きなダメージを与え、特に福原愛さんは世間から大きな非難を受けてしまった。しかし、すでに離婚しているのだから周囲は冷静になり、親権の問題は法に則って対応させるべきだろう。福原さんには依然として多くのファンが存在するため、多くの同情と理解を得るために、江氏は直接日本へ飛んで記者会見を開いた。しかし、いまでも卓球界との絆を持ち続け、元夫をはるかにしのぐ収入を誇る福原さんに対して、江氏は元妻に支えられていた期間のオーラを失い、いまでは下降線の一途をたどっている。世界の変化はあまりにも速い。かつては金のある木だった江氏だが、残念ながらすっかり異なる存在になってしまった」
 卓球の中国超級リーグの広東省に所属した縁もあり、福原さんはいまも中国で根強い人気を誇る。昨春に離婚報道が出たときも、福原さんを擁護する声が圧倒的多数を占めた。そうした事情と国内の反台湾感情が相まって、江氏への攻撃が先鋭化している感も否めない。
 台湾と中国でまったく対照的な受け取り方をされた“泥沼闘争”。果たしてどんな結末を迎えることになるのだろうか?

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