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現役ヘビー級ボクサーの樋高リオが交通トラブルで喧嘩を吹っ掛けられた真相を語る(写真・本人提供)
現役ヘビー級ボクサーの樋高リオが交通トラブルで喧嘩を吹っ掛けられた真相を語る(写真・本人提供)

交通トラブルで喧嘩を売られた現役ヘビー級ボクサー橘高リオが事件の真相を激白「一瞬、ポカーンとなった」

――でも樋高さんがトラブルに巻き込まれることは稀でしょう?
「それが逆なんですよ。めちゃ多いんです。人生で言えば、この手のトラブルに巻き込まれたことは、200回くらいはあるんです(笑)。車を幅寄せされて信号が赤になってから横付けされて因縁をふっかけようとして僕を見た途端に目をそらして口笛を吹いていたやつもいました(笑)。かといって、僕が急いで走っているときに、わざと肩をぶつけて喧嘩を売ってきたヤカラもいましたからね」
――それは意外です。
「そういうトラブルを引き付けるような何かを持っているかもしれないんです(笑)。ずっと警備の仕事をやらせてもらっているんですが、仕事柄、そういうルール違反を許せないというのがあるので、そいつらからみたら目につくと思うんですよ」
――動画の最後に体験を元に教訓を残していました。
「大切なのは自己防衛です。君子危うきに近寄らずの精神で、何かおかしいなと思ったら、近づかないこと。それと自分に何も問題がないのに、僕みたいに一方的に因縁をつけられたときは、絶対に窓を開けずに、すぐに警察に連絡することです。窓は少しでも開けると割れやすいんですが、閉めていれば滅多なことでは割れません。それと相手をせずに無視することです」
――社会全体にストレスが溜まっているのか、交通トラブルが増えるばかりですからね。
「自分がユーチューブチャンネルを立ち上げた理由に世直しの手助けができればというメッセージがあるんです。20歳の頃まで無茶苦茶のアホで、ヤクザとも喧嘩したり、人を傷つけることばかりをやってきました。世の中の害にしかならない人間でした。そこでボクシングに出会い、人の道から外れなくて済んだんです。自分みたいな人間がいない世の中になって欲しいとの思いがあるんですよ」

 さすがに、もう運転中の樋高に喧嘩をふっかけるような“暴走男”は出てこないと思うが、ボクサーとしての再起戦と共に偶然のドラマが待ち受ける彼のユーチューブ活動にも注目していきたい。
(文責・本郷陽一/RONSPO、スポーツタイムズ通信社)

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