「ドジャースはフィットしない」大谷翔平のFA移籍先“大本命”と見られているド軍に2つの疑問…米敏腕記者が指摘
FOXスポーツは、担当記者による座談会を開き、大谷の移籍先や、契約金について予想した。その中でディーシャ・ソザール記者は「長期契約でドジャースに移籍すると思う」と断言した。
「9年4億5000万ドル(約668億円)あたりだろう。市場で多くが予想する5億ドル(約742億円)近くになるのかもしれないが、私は大谷の肘の故障で、来年は打者だけのプレーに制限されることで契約の値下げが見られると思う。大谷の二刀流選手としてのキャリアが、どの程度続くのかを見越して、オプトアウトや球団側のオプションを含め、契約が、どのような形になっていくのか興味をそそることになるだろう。いずれにしてもドジャースが大谷の次の移籍先として理にかなっている」
ローワン・カブナー記者は、スミス氏が否定した10年5億ドル(約742億円)の契約を勝ち取るのではないか、との予想を立て「カリフォルニア州のチーム」と遠回しの表現で、ドジャースを有力視した。
「大谷が再び投手として2025年、もしくは2026年に復帰でき、30代の序盤(彼は来年7月まで30歳にならない)で、まだ大金を得ることができることから、平均年俸の高い短期契約を考えることも馬鹿げた話ではない。ただ2度目の肘の手術を受けた後の不確かさを考慮するとリスクがあるようにも見える。それでも彼が過去数シーズンで二刀流選手ではなく、地球上で最高の打者だったということだけで5億ドル(約742億円)は必要なのかもしれない。逃すには惜しすぎる。私の予想は10年5億ドル(約742億円)、数年のオプトアウト条項付きでカリフォルニア州のチームの1つになると思う(オークランドに幸運を!)」
またジョーダン・シュスターマン記者は、オプトアウト(複数年契約の途中でも契約を破棄できる)がついた契約になるのではないかと予想。有力候補にレンジャーズの名前を挙げている。
「オプトアウトが加わる8年4億4000万ドル(約653億円)くらいの契約でレンジャーズだろう」
FAとなる大谷の去就に全世界のファンが注目している。