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NBAプレーヤーの渡邊雄太も感涙(©FIBA)
NBAプレーヤーの渡邊雄太も感涙(©FIBA)

中国メディアがバスケW杯でパリ五輪決めた日本を「アジア最強を争う警戒すべき存在」と注視

 呼称が世界選手権だった時期を含めて、日本がW杯で3勝をあげるのは6度目の出場で初めて。チーム最多の10リバウンドをすべてディフェンスでマークし、ホーキンソンとともにインサイドを支えた渡邊は、試合終了後に自身のX(旧ツイッター)を更新。集合写真とともにこう投稿した。
「まじでさいこーのチーム パリ行くぞーーーーーーーーー!!!」
 4年前のW杯で5戦全敗に終わり、ホーバス・ヘッドコーチに率いられた女子が銀メダルを獲得した自国開催の東京五輪でも3戦全敗。どん底を味わってきた暗黒時代に決別を告げるようにチーム2位の22得点をあげた富永は胸を張った。
「これからが日本のバスケの始まりだな、という瞬間でした」
 至福の喜びに浸るのも一瞬だけ。渡邊はNBAに、富永はネブラスカ大に、ホーキンソンや、河村らはBリーグの舞台にそれぞれ戻る。日本は過去8度五輪に出場しているが、最高位は1936年のベルリン大会の9位。日本は五輪の歴史を変えるための力強い一歩を沖縄から踏み出したのである。

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