フランスのランスでプレーしている23歳の中村敬斗が2ゴールをマークした(写真:ANP Photo/アフロ)
「日本に体力面で太刀打ちできなかった。レベルが違った」森保ジャパンに2-4完敗のトルコ・クンツ監督が完敗を認める
日本に歴史的な惨敗を喫してから一夜明けた10日に、ドイツサッカー連盟(DFB)がハンジ・フリック監督(58)を電撃解任した一件はトルコ代表チームやTFFも、そしてサポーターも対岸の火事として見ていた。しかし、自分たちまでもが再び日本のゴールラッシュの餌食になり、代表監督の続投を巡って批判が飛び交う混乱状態に引きずり込まれた。
試合結果を伝えるトルコメディアの『TRT Spor』のX(旧ツイッター)には「驚きましたか?私は決してそうではありません」という自虐的な投稿や、あるいは「彼らはドイツを4-1で破ったチームです」と日本の強さを認める声も寄せられた。
後半途中からの出場だったドイツ戦から一転、先発フル出場で違いを見せつけた久保が、試合後のフラッシュインタビューでこんな言葉を残している。
「この2試合を通じて、他の国が僕らを見る目が変わってきたと思う」
ヨーロッパに乗り込んだ国際親善試合で、メンバーを大きく変えながら立て続けに大量4ゴールをゲット。相手チーム内に激震を起こした結果と内容が、日本は強いという強烈な残像を刻み込んだ。9月シリーズで手にした最大の価値がここにある。