「大谷翔平はエンゼルスでの最後のプレーを終えた」米メディアは今オフFA大谷が故障者リスト入りで今季終了となったことを受けて見解を報道
ニューヨークポスト紙は、「大谷のFAが迫り、二刀流スターが5億ドル(約739億円)選手となる可能性がある中で、土曜日の発表は、大谷と、マイク・トラウトというスター選手2人をラインアップの中心に並べながらポストシーズン進出を果たせなかったエンゼルスでの失望の時代の終わりを伝えているかもしれない」と報じた。
同紙も大谷のエンゼルス残留の可能性はないとの見立てだ。
オフのストーブ情報に詳しいMLBトレードルーマーズは「巨大な契約がエンゼルス、もしくは他の球団からやって来るのかはわからない。今の時点で、大谷がエンゼルスの向かう方向性を楽観視しているとは想像しにくい」と指摘。
「チームは最高の選手によるMVP級の尽力があるにもかかわらず、8年連続の負け越しまであと2敗としている。大谷の獲得に乗り出すチームは多く、彼は以前に『勝てるチームでのプレーを望んでいる』と語っていた。アスレチックスに6-10で敗れ、3打数無安打、2四球の終わった試合(9月3日)が、エンゼルスでの最後のプレーとなった可能性は十分にある」と続けた。
同サイトはまた「明るい話題として、受賞シーズンが近づけば、大谷に大きな注目を集めるチャンスがある。彼の故障によって、コリー・シーガ―、マーカス・セミエン、そしてフリオ・ロドリゲスを含め、他の候補選手に追いつくわずかなチャンスを与えるかもしれないが、大谷は2度目のア・リーグMVPを確定させている可能性が高そうだ。大谷はWAR(選手の貢献指数)で2位のシーガ―をFanGraphsで2.6、Baseball Referenceで3.1も上回っている」とし2度目のMVP獲得には影響がないとの見解を示している。エンゼルス大谷の今季の最後の試合は9月3日の敵地でのアスレチックス戦だった。