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西武の山川穂高が思い悩んだ末にFA宣言もSNSやネット上では賛否両論
西武の山川穂高が思い悩んだ末にFA宣言もSNSやネット上では賛否両論

「ますます嫌いになった」「彼の人生。何も悪くない」西武の山川穂高の無期限公式戦出場停止処分中のFA行使にSNS上で賛否…ソフトバンク移籍が最有力か

「まったく理解不能」「アグーはマジで何を考えてんだよ!ますます嫌いになったわ」「ベルーナドームでのブーイングを覚悟しろ」という批判的な意見の一方で「山川の人生。家族もいるんだからFAしても何も悪くない」「長年プレーして球団に貢献してきた選手の権利なのだから行使して当然。尊重されるべき」という応援の声もあった。
 批判的な意見の中には、FA宣言をギリギリまで先延ばしにしたことや、山川が不祥事で戦力にならず、松井監督の就任1年目のシーズンが5位に終わったことへの怒りの声も散見された。
 また獲得に興味を示しているソフトバンクや中日のファンからは、「うちに来て欲しい」という歓迎のメッセージと「頼むから獲得しないでくれ」という拒否反応が入り乱れる事態となった。山川は、自らの不徳が招いた行為で大騒動を起こした末のFA宣言に対して、ファンの間でそれらの賛否が起きることを承知した上で、あえて我が道を進むことを貫いた。31歳。残りの野球人生も限られている中で人生の選択に悔いを残したくなかったのだろう。
 今日15日にFA権を行使した選手がNPBにより公示され16日から交渉が解禁される。移籍先として最有力なのは興味を示しているソフトバンクだろう。
 総額80億円をかけて大型補強をして挑んだ今季は3位に終わり、クライマックスシリーズでもファーストステージでロッテに敗れ、藤本監督が退任に追い込まれた。小久保新監督を迎えた来季は絶対に負けられないシーズン。すでに巨人とのトレードでウォーカーを獲得、守護神オスナの残留にも成功するなど、金に糸目をつけず、昨年のオフに続き投打の大型補強に乗り出している。最下位の中日も山川を調査しているが、条件競争になれば勝ち目はない。まだソフトバンクは、正式に交渉に乗り出すことを表明していないが、今後の動きに注目が集まる。
(文責・RONSPO編集部)

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