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大谷が求めるFA移籍条件はミステリーに包まれたままだ(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
大谷が求めるFA移籍条件はミステリーに包まれたままだ(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

大谷翔平のFAを巡る“ミステリー”…米メディアが謎に包まれたFA移籍条件について特集…ヌートバーは「大谷は史上最高になりたがっている」と証言

 

 また2018年、2019年の2年間、大谷とエンゼルスでチームメートだったコール・カルフーンらの声も紹介している
「カルフーンは大谷の通訳である水原一平氏にテキスト(メール)を送り、大谷のプランについての情報をかき集めようと模索したが、何も役に立たなかった。大谷はプライベートな人間で、はっきりとした考えは隠してきた。彼について我々は何を知っているだろうか」
 そして同サイトは、ワールド・ベースボール・クラシックで侍ジャパンの一員として大谷と一緒にプレーした世界一となったカージナルスのラーズ・ヌートバーの意見を紹介した。
「自分の感覚としては、彼は史上最高になりたがっている。しかし、それを今まで公に口にしたことはないと思う。彼と一緒にプレーして、彼がどのように振る舞い、どれだけ謙虚な男であるかを目にしてきた。彼はとんでもなく競争意識が高く、他の選手たちよりも少しばかり物静かだが、彼は史上最高になりたがっていると思う」
 ヌートバーは「史上最高になれる球団」が移籍先の条件であることを明かした。
 それは、史上最高額の契約ということではなく、二刀流でチームに貢献することができ、世界一になれる可能性が高いチームということなのだろう。
 最後にカルフーンの「大谷がどのような契約を結ぼうと、彼の契約は長年にわたり他と比較できないものになるだろう。比較するものは何だ、ベーブ・ルースだろうか。比較対象はそれだけだろう」という声を紹介した。
「レッドソックスが1920年にベーブ・ルースを10万ドルでヤンキースへトレードし、ブロードウェイのショーの資金を調達した。当時、FAは存在していなかった」という昔話を伝え、大谷の今回の移籍が歴史的なものになるという見方を示した。
 日本時間の12月5日から始まるウインターミーティングの期間中に大谷が決断を下すのではないかと予想されているが、果たして大谷は、どれくらいの契約でどこの球団のユニホームに袖を通すことになるのだろうか。

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