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大谷翔平のエンゼルス残留説も消えていない(写真・AP/アフロ)
大谷翔平のエンゼルス残留説も消えていない(写真・AP/アフロ)

消えていない大谷翔平のエンゼルス残留説…米敏腕記者が指摘

 大谷が一切口を閉ざしているためFAの移籍先チームに求める条件はミステリーとされているが、同サイトは、大谷の場合は、マネーゲームにならないと推測。金額以外の条件面が左右すると見ている。
「二刀流の能力で特別な選手となっている大谷だが、来年は右肘側副靭帯の修復手術からのリカバリーで打者のみの出場となる。そのリハビリの間だけはエンゼルスに残ることを決断するかもしれない。その場合、彼は1年契約を結び、マウンドに戻る準備が整ってから来年のオフにもう一度、FA市場へ向かうかもしれない」という仮説まで唱えた。
 MLBの公式サイトは「大谷を最も必要とするチームのランキング」を掲載したが、1位はジャイアンツ、2位が撤退濃厚のマリナーズ、3位がブルージェイズ、4位がメッツでエンゼルスは11位だった。
「彼がチームを離れる時は、球団を打ち砕く瞬間となるだろうと我々は分かっており、彼がチームに戻る可能性は、ほとんどの人が考えているように薄い。6シーズンにわたって、彼がいて、そのうちの1シーズンさえも勝ち越したことがなく、ましてやポストシーズン進出もなく終わった。大谷のせいだというものは、何一つなく、彼を失う事でチームの道先はさらに難しいものになるだろう。しかし、これはプレーオフチームがスター選手を失うという事ではない。大谷とはうまくいかなかった。彼がいないことで、(すでにうまくいってない状態が)さらに悪くなるということもない」とエンゼルス残留について悲観的な見解を述べている。
 ドジャースが本命視され、日本時間5日に始まるウインターミーティングの前に電撃決定するのではないか、という推測も流れる大谷の去就。史上初の2度の満票MVPに輝いた二刀流スターの決断やいかに。

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