阪神の佐藤輝明が契約更改した1億5000万円を巡ってSNS上で「上げすぎ」「妥当」と賛否…岡田監督の評価と“覚醒計画”とは?
阪神の佐藤輝明(24)が7日、6500万円増の1億5000万円で契約を更改した。また「恐怖の8番」の木浪聖也(29)も、5000万円増の7100万円(いずれも推定)で一発更改した。サトテルは3年連続の大幅昇給。阪神で入団4年目以内に1億円を突破したのは、赤星憲広、藤浪晋太郎、近本光司以来、4人目の快挙。24本塁打、92打点は、いずれもチーム内トップの数字だが、SNS上では「上げすぎ」「妥当」などの賛否両論が飛び交った。岡田彰布監督(66)の評価と来季への期待は?
「恐怖の8番」の木浪は5000万円増の7100万円
サトテルが満願更改だ。
3年で1億の大台に乗せた。推定6500万円アップの1億5000万円。佐藤は「なかなか上げてもらいました」と満足気だった。
1年目は2600万円増、2年目は4300万円増、そして3年で1億円突破。過去に阪神で入団4年以内に1億円を突破したのはレッドスター赤星の1億円、3年連続2桁勝利の藤浪の1億7000万円、そして3年連続でレギュラーとして安定した数字を残した近本の1億5000万円(いずれも推定)の3人だけ。年俸だけで見れば、佐藤も一流スターの仲間入りをしたと言っても過言ではない金額だが、SNSやネット上では、「妥当」「上げすぎ」と賛否の意見が分かれた。
開幕スタメンこそ逃したが127試合に出場し、打率.267、41打点、1本塁打、得点圏打率.310の数字を残して“恐怖の8番”として初めてゴールデングラブ賞とベストナイン(遊撃手)の2冠を獲得した木浪の5000万円アップには、「おめでとう」「やっと努力が報われましたね」など、祝福コメントが多く寄せられたのとは対照的だ。
「妥当」の意見の代表は、新外国人を的中させるなど、その的を射たコメントで中日ファンの間では有名人となっている「赤味噌」さん。
「阪神佐藤輝明、3年目オフで1.5億円まで年俸上がってるのすごい ルーキーイヤーから甲子園本拠地で毎年20発打って優勝にも貢献してるわけだからこれぐらい行って妥当だし」
また「優勝ボーナスを含めたら妥当」「2億円いってもおかしくない」などの声も多く見られた。
今季の最終的な数字は、本塁打がリーグ4位タイの24本、打点が同3位の92でチーム2冠。四球数54、出塁率.339、長打率.498はすべて昨年の数字を上回るキャリアハイだった。特に9月は打率.344、7本塁打、23打点と大爆発してチームの優勝への勢いを一気に加速させた。本人が今季最も記憶に残った本塁打としてリストアップしたように優勝を決めた9月14日の巨人戦でも6回に3-0とリードを広げる貴重な20号2ランをバックスクリーンに片手で叩き込んだ。
だが、一方で「上げすぎ」というネガティブな声も少なくなかった。
「サトテルの年俸がなんでこんなに爆上げなんやろ?不調やったり、二軍にもいったのに」
「年俸に応じた暴れ方をしてください」
「確かに年俸が上がる要素は多いけど、成績的にもっとやれるはずと言ったら贅沢すぎるのだろうか」
ファンはよく見ている。