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大谷翔平がドジャースと合意した10年7億ドル(約1015億円)の後払い方法の詳細が判明(写真:ZUMA Press/アフロ)
大谷翔平がドジャースと合意した10年7億ドル(約1015億円)の後払い方法の詳細が判明(写真:ZUMA Press/アフロ)

衝撃事実発覚!「ギリギリまでドジャースは決断を知らなかった」大谷翔平の10年1015億円ド軍入り決定の裏で一体何が起きていたのか?

 同誌は「ドジャース関係者は面談について良い感触を持った。もし大谷が継続的な成功、毎年のポストシーズンの可能性を求めていると、彼らが見極めたのであれば、彼らはトロントよりも良い選択肢になりえた。ドジャースは3度のワールドシリーズを含め、11シーズン連続でポストシーズンに進出していた。この間に意味のない試合は一度もなかった。ブルージェイズはこの11シーズンで5度プレーオフに進出したが、1993年以来優勝を勝ち取っていない」とした。
 これらの分析は、大谷が、10年契約に「オプトアウト(契約破棄)」を盛り込まなかったという事実とも符合する。
 同誌の取材に対してドジャースの上級幹部の1人は、「わくわくするものだった。彼は最後の1ドルまで追い求めるよりも快適さに重きを置いているようだった。彼は、最高額を最高の契約としているようには見えない。そして次の10年で最もプレーオフのチャンスを探しているとすれば、我々の成績がトロントよりも明らかに有利だった」とコメントしている。
 また大谷は年俸の後払いを申し出た。これは「契約が毎年のポストシーズンの争いを続けるドジャースの妨げにならないように」と、贅沢税の軽減に配慮しての異例の契約だった。この事実からも、ドジャースで勝ちたいという大谷の意図が見てとれる。同誌によると後払い金額は、7億ドル(約1015億円)の半分以上に至るという。同誌は、ライバル球団の幹部から聞いた話として、現時点で贅沢税にかからないための年俸は、5000万ドル(約72億4000万円)程度となるが、ドジャースは、大谷の加入によるスポンサーやグッズなどの付随収益が、1年で2500万ドル(約36億2000万円)は見込まれるという。
 同誌は、「大谷の夢は二刀流選手になることだった。そして世界最高の選手になることだった。それは再び進化を見せた。夢は、ただプレーするだけでなく次の10年をドジャースで意味のある試合でプレーすることで、もちろん優勝することだ」という言葉で、大谷のドジャース入りに至る裏舞台を明かす記事を締めくくっている。

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