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ジャイアンツも大谷に10年7億ドルの大型契約をオファーしていたが…
ジャイアンツも大谷に10年7億ドルの大型契約をオファーしていたが…

ドジャースは大谷翔平に支払う1015億円の元をとれるのか?

 

 そこに大谷が加わることで年間の観客動員が400万人を突破することにでもなれば、球団サイドとしてはウハウハだろう。
 またフォーブスによると大谷は昨年の段階でメジャー最高となる4000万ドル(約58億円)の個人的なスポンサー収入があった。その異彩を放つスポンサー収入の恩恵は、少なからずドジャースにも回ってくる。
 USAトゥデイは、全米でナンバーワンの人気を誇る女性シンガーに大谷を重ねて「スパイクを履いたテイラー・スウィフト」と表現したが、その言葉は決して大げさではないだろう。
 同紙は大谷が生み出す効果をさらにこう推測している。
「大谷の決断はドジャースファンにシーズンチケットの更新を促すだけでなく、米国で2番目に大きな市場で野球界最大のスターがプレーすることでMLBに興奮をもたらすことになる。彼らは今、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、そして大谷と合わせてMVP受賞5度の野球界最大のスター3人をそろえている。TVで見るべきチームで、彼らが行くところどこにでもファンが集まる野球で最高の巡業チームとなるだろう」
 ドジャースは、回収できるという綿密な計算を立てた上で7億ドルという仰天の数字を弾きだして大谷サイドへオファーしたのかもしれない。
 ドジャースは1015億円の元をとれるのか。
 この原稿のテーマの答えは「とれるどころかプラスになる」だ。
 11日にドジャースはヤンキースと2対1トレードを成立させた。ビクター・ゴンザレス投手とジョルビット・ビバス内野手を放出して、トレイ・スウィーニー内野手を獲得したものだが、これで40人の登録枠が2人分空くことになり、大谷と背番号が「17」から「58」に変更となったジョー・ケリー投手の登録が可能となり、大谷の入団の障害が消えた。インスタで「詳しくは会見でお話しします」と大谷がつづった注目の入団会見が、近日中に設定されることになるだろう。
(文責・RONSPO編集部)

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