大谷翔平のド軍入団会見全文…「この10年間に満足していないという言葉が心に残る」「愛犬の名前はデコピン」

――MVPを受賞してから、みんな犬の名前が気になっている。ドジャーだとか、ウォルターだとかの噂があった。今世界へ向けて愛犬の名前を教えて下さい。
「デコピンというんですけど。こちらの人は、発音的に難しいというか、もとの名前がデコイというので、こちらの人に説明するときは、呼びやすいデコイと紹介しています」
――打者として開幕に間に合うのか。今年よりも素晴らしい成績を残して欲しいという期待があるが、そこへの思いを。デコピンの由来も。
「バッティングの方は、今はもう素振りを始めているので、おおむね予定通りに、若干早いくらいの感じできているので、十分開幕に間に合うんじゃかなと思うので、スプリングトレーニングでしっかりゲーム入れる準備ができていれば、開幕に十分に間に合う感じはしますね。由来に関しては、元々デコイという名前があったので、それに近い感じで選びました」
――6年前にエンゼルスに入団した時の気持ちと今の気持ちの違いは？
「全体的な気持ちとしては変わっていないです。常に挑戦したいなと思っていますし、ドジャースにお世話になると決めたあとも、そこに対してのチャレンジだと思っているので。ただ来るということは、去るチームもありますし、日本でいえばファイターズ、ここではエンゼルスを去りましたけど、そこの寂しさというのも心の中にあるのも事実かなと思います」
――ウォルターオーナーとフリードマン編成部長が退団した場合にのみ、オプトアウト（契約破棄）が可能な契約にしましたね。なぜですか？
「みんなが同じ方向を向いているのが大事だと思っているので、ロサンゼルスドジャースに入団すると同時にメインのおふた方と契約するという形ですし、そこがもし崩れるのであれば、契約自体も崩れることになる、そういう契約かなと思っています」
――ドジャースのファンについて知っていることはありますか？
「入団してから知ることの方が多いと思いますし、メジャーリーグで（6年）プレーして各球場も行っていますけど、各チームのファンの方が、こういう気質なんだな、というのは感じます。野球に対して熱狂的だなというか、エンゼルスタジアムでもそうですけど、毎回、青いユニホームを着た方々がいっぱい球場にいらっしゃいますので、そういうのを見ると、ファンの方に熱があるなというのは感じています」
（文責・RONSPO編集部）