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駒大の連覇にストップをかけるダークホース校は現れるのか?(写真は昨年のゴール・日刊スポーツア/アフロ)
駒大の連覇にストップをかけるダークホース校は現れるのか?(写真は昨年のゴール・日刊スポーツア/アフロ)

地震余波残るも開催決定!箱根駅伝で“本命”駒大と中大、青学大、國學院大のV候補に一泡を吹かせるダークホース校はどこだ?

 帝京大は全日本大学駅伝で12位に沈んだが、4区西脇翔太(4年)が脱水症状に苦しんだのが大きかった。3区終了時では5位につけており、箱根の高速レースにも十分対応できる。全日本2区を6位と好走して、11月19日の10000m記録挑戦競技会で全体トップの28分35秒65をマークした山中博生(3年)が2区、全日本3区6位の柴戸遼太(2年)を3区に配置した。10000m28分30秒台のタイムを持つ小野隆一朗(4年)と西脇は補欠登録。1区を好発進できれば、帝京大らしい粘り強いレース運びが際立つだろう。
 その他の有力選手でいうと、1年時に3区区間賞、3年時に2区4位の実績を持つ東海大のエース石原翔太郎(4年)は7区に登録された。東農大は、箱根予選会で日本人トップに輝き、全日本大学駅伝2区を区間新(区間3位)で快走した前田和摩(1年)は補欠登録。2区には前々回、関東学生連合で同区間を経験している並木寧音(4年)が入っており、スーパールーキーは1区の登場か。
 第100回大会は23校が出場する大会。各区間で例年以上のドラマが見られそうだ。優勝争いはもちろん、シード権争いも激しいバトルになるだろう。
 (文責・酒井政人/スポーツライター)

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