「日本の弱点はGKだ」「彼がV候補のアキレス腱」韓国メディアがアジア杯ベトナム戦で2失点のGK鈴木彩艶を酷評
別の韓国メディアの『Xportsnews.com』は「優勝候補の日本の弱点が、ゴールキーパーにあることがベトナム戦で確認された」と報じている。
「正確にはゴールキーパーの経験不足となる。21歳の鈴木彩艶は緊張していたからか、2失点した場面で最初はポジショニングが悪く、次は目の前で弾んだボールを上手く処理できずに詰めてきた相手に押し込まれた。いずれも経験不足から生まれたミスだった」
同点弾は防ぎようがないスーパーゴールにも映ったが、逆転弾は直接FKをファーで折り返され、目の前で弾んだところで鈴木がセーブし切れなかった。
森保ジャパンは第2次政権で、ゴールキーパーの世代交代に着手している。カタールW杯で守護神を担った権田修一(34、清水エスパルス)が選外となり、9月シリーズで負傷した中村航輔(28、ポルティモネンセ)、シントトロイデンで出場機会を失ったシュミット・ダニエル(31、現ヘント)も10月シリーズから招集外が続いている。
大迫敬介(24、サンフレッチェ広島)も怪我で選外となった今大会には、前川黛也(29、ヴィッセル神戸)と野澤大志ブランドン(21、FC東京)、そして鈴木彩艶(21、シントトロイデン)の3人体制を形成。しかし、大会開幕前の時点で、国際Aマッチ出場数が最も多いのは「4」の鈴木であり、前川は「1」、野澤は「0」でカタール入りしていた。
ベトナム戦でも鈴木が先発した点を、前出の『Xportsnews.com』はこう伝えた。
「鈴木が出場した4試合のうち、3つは昨秋以降のもの。よほどのことがない限り、日本は今大会で鈴木をレギュラーとして起用するだろう。しかし、これは優勝候補国のアキレス腱になるかもしれない。ベトナム戦のようにセットプレーで弱点を露呈すれば、カタールW杯で番狂わせを起こした日本が、今度は番狂わせの餌食になる可能性もある」
ともにグループステージを首位で突破した場合、日本と韓国が対峙するのは2月10日の決勝となる。それでも何かと敵視してくる韓国の“口撃”も受けながら、日本は19日にFIFAランキングで言えばグループ内で日本に次いで高い63位のイラクとの第2戦に臨む。