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アジア杯で日本がイラクに1-2で敗れた。GKの鈴木彩艶が2失点(写真・ロイター/アフロ)
アジア杯で日本がイラクに1-2で敗れた。GKの鈴木彩艶が2失点(写真・ロイター/アフロ)

「大番狂わせだ」「経験豊富なGK不在の不安」海外メディアはアジア杯での森保ジャパン1-2イラク戦黒星をどう報じたか?

 グループDの日本とEの韓国がともに1位でベスト16進出を決めた場合、決勝まで顔を合わせない組み合わせになっていた。日本の決勝トーナメント1回戦の相手もグループBかE、またはFの3位チームだった。一転して日本が2位で、韓国が1位でそれぞれ突破すれば、日本時間31日午後8時半キックオフの1回戦で対峙する。
 各国とも1試合を終えているグループEは、ヨルダンと韓国がともに1勝をあげ、得失点差でヨルダンが首位に立っている。両国は20日に直接対決に臨み、その結果が順位に大きく影響してくる。同メディアはこんな見通しを立てている。
「ヨルダン戦が終わってみないと何も言えないが、われわれを含めた韓国メディアは、ユルゲン・クリンスマン監督に率いられる韓国代表がグループEを楽々と1位で通過すると予想している。もちろん、日本は問題なくインドネシアとの最終戦に勝てるはずだが、ベトナムと対戦するイラクの1位は揺るがない。昨年にドイツやトルコも撃破した日本と、優勝カップではなくベスト8進出をかけて戦うシナリオは避けられないと見ていい」
 同じく韓国メディアの『MK Sports』は日本の敗戦をこう伝えた。
「31年前の悪夢を日本が追体験した」
 アメリカ大会出場をかけた、1993年10月のW杯アジア最終予選最終戦。後半終了間際にイラクに同点弾を喫し、つかみかけていた夢を断ち切られて涙した「ドーハの悲劇」が、同じ場所、同じ相手に「惨劇」として繰り返され、新たな因縁を生み出そうとしている。

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