言葉を濁し消化不良だったロッテ佐々木朗希の契約更改会見…彼はいつメジャーに挑戦するのか…米メディア見解も割れる

　同サイトは25歳ルールについて触れつつ「25歳になるまで彼は母国に留まる方がいい。元ロサンゼルス・エンゼルスのスター選手、大谷翔平のドジャースとの契約が日本選手の才能に新たな光を呼び起こすことによって盛り上がりに勢いをつけているが、佐々木はこの挑戦に長く専念していくことになる。日本で佐々木は彼のスキルに磨きをかけることができる。MLBにやって来る時には、彼に真剣な契約オファーが引き出される見込みとなる」との見解を伝えた。米メディアの見解も割れている。
　佐々木は岩手の大船渡高から2019年のドラフト1位でロッテに入団した。4球団が1位指名で競合した。1年目は体力作りに専念して1試合も公式戦登板はなく、2年目から登板機会を得て3年目の2022年にローテー入り。オリックス戦で世界記録となる13連続奪三振を含む史上最年少の完全試合を達成。このシーズンは20試合に先発、129回3分の1を投げて9勝4敗、防御率2.02の成績を残したが、昨季は7月に脇腹を痛めて戦線を離脱、15試合、91回、7勝4敗、防御率1.78の成績に留まっている。
　ポスティング申請でメジャー挑戦する投手は、たいてい5、600回以上を投げてチームに貢献しているが、佐々木はまだ283回3分の2しか投げていない。
　会見で今季の目標を聞かれ「チームを勝ちに導けるように自分ができることを精一杯やって、より良いシーズンにしていけたら。キャリアハイとかそういうところは目指さないといけないかなと思います」と答えている。