韓国はクリンスマン監督を解任した(写真・ロイター/アフロ)
なぜ韓国は11億円を超える違約金が発生するにもかかわらずクリンスマン監督を解任したのか?
「クリンスマン監督の解任に伴う事態に関しては、弁護士と話し合う必要がある。KFAに金銭的な負担が生じるのであれば、会長として何ができるのかを考えたい」
KFAによる正式発表を前に、クリンスマン氏は自身のインスタグラムを更新。韓国代表監督解任をほのめかす文言を投稿するとともに、KFAへのフォローなどもすべて解除した。こうした状況を、韓国メディアはいっせいにこう報じている。
「クリンスマンが残した痛みと傷は深い」
3月の国際Aマッチデー期間で、韓国は21日にホームで、26日にはアウェイでタイ代表との北中米W杯アジア2次予選の連戦に臨む。時間的な余裕がない状況で、KFAは国内で指揮を執る監督を対象に、暫定監督を置くことも想定している。同時にチョン・モンギュ会長は、クリンスマン監督の任命責任も韓国メディアから厳しく問われている。