【独占】横浜DeNA三浦監督に聞く…「ドラフト1位の度会隆輝を開幕スタメンで起用しますか？」

――度会のどこを評価していますか？
「まずは、あの元気なところです。野球に真摯に向き合っています。ここからプロの壁にぶちあたると思いますが、決して、あのポジティブな明るさを失わずにやって欲しい。野球センスを感じる選手。対応力にすぐれた実戦型でしょう」
――プロのスピードとパワーに対応できますか？
「これからでしょう。練習では対応できています。ここから1軍の投手のいろんなボールを見ながら、どう適応していくか。でも、やられても、次にどうやり返すのかという期待感が持てる選手です」
――打順は1番、3番で起用していますが、適性をどう見ていますか？
「そこは決めつけずに見ていきたいです。まだルーキー、未知数の選手なので、特に打順は意識せず、このまま試合に臨んでくれればいい」
――開幕1軍、開幕スタメンを手にするためには、練習試合、オープン戦で結果を残すことが条件になるでしょうか？
「チーム全体のバランスを考えます。練習試合、オープン戦での数字だけで決めるわけではなく総合的に見てですね。他の選手が良ければ、そこにどう食い込んでいけるか、ということになります」
　三浦監督は、オープン戦の数字だけでなく、内容と他メンバーとの兼ね合いで度会を開幕1軍に抜擢する可能性を示した。
　昨季の外野の開幕1軍登録メンバーは、佐野、大田、桑原、神里、楠本、関根の6人だった。佐野、大田、桑原、関根の4人が当確だとすれば、残りの枠は2つ。そこを巡って、蝦名、梶原、東妻、勝又らも加わり激しいサバイバルとなる。
（文責・本郷陽一/RONSPO、スポーツタイムズ通信社）