ドジャースの大谷翔平がキャンプ地のアリゾナで結婚に関する会見に応じた(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
LAメディアが賛否ある大谷翔平の電撃結婚“秘密主義”をプライバシーを暴露されスピード離婚した羽生結弦の例に重ねて理解を示す…「違和感残る結婚発表の仕方も日本文化を知れば理解できる」
同記者は「大谷の結婚がまるで王室の結婚のように扱われ、日本のテレビ局の一部が囲み会見を生中継した」ことを伝えた上で「大谷の妻の身元に関する情報を求める声は高く、攻撃的なことで悪名高いタブロイド紙は、その飢えを満たすために全力を尽くすに違いない」と最悪パターンをも予測した。
大谷は、昨年スポンサー企業のインタビューの中で、家庭生活のビジョンについて「平和に暮らしたい」と語っていたという。
同記者はコラムを最後にこうまとめている。
「羽生は、そのような経験をすることを奪われた。羽生の教訓的な出来事から日本の世論は、大谷が求めるプライバシーの要求に同情的になるに違いない。だが、独力では、それを手にできないだろう。だからこそ大谷は追加の対策を講じた。彼の結婚発表のやり方は、米国の人々には理解できなかったかもしれないが、日本の文化を良く知る人々には理解できたのだ」
生涯の伴侶を得た日本が誇る二刀流スターが周囲の雑音に惑わされることなくさらなる飛躍を遂げることを真の日米ファンは願っている。