ドジャースの大谷翔平が専属通訳だった水原一平氏が解雇された問題についての声明を読み上げた(資料写真・西村尚己/アフロスポーツ)
米の広報&リスク管理専門家は賛否ある大谷翔平の12分会見を「Aランク」と評価
そして、そもそも今回の問題が起きた根本の原因として大谷サイドが水原氏を通訳として雇う際に綿密な身辺調査を行っていなかったことを問題視した。
「もし水原氏が(大谷の通訳として契約する前に)入念に審査されていたら、誰かが彼が賭博を好んでいたことを知っただろう。そして少なくとも厳しい審査によって今日我々が少なくとも目にするようなことが起きなかった」
水原氏については、メディアガイドなどに記載されているカリフォルニア大リバーサイド校に在籍歴がないことなど、経歴詐称疑惑まで浮上している。
最後に同氏は今後の展開として「彼は世界的な存在。このストーリー(の影響)は、ここ(米国)よりも世界でより大きいと私は予測する。広報チームやブランディングチームは、すべての紆余曲折の動きをカバーしていくことが重要だ」と指摘。大谷の代理人事務所の丁寧なフォローが必要であると主張した。メジャーリーグ機構は、すでに調査をスタートさせている。
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