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  • “痛恨落球”の阪神佐藤輝明にSNSで虎党から“2軍に落とせ”コール殺到の異常事態…“未完の大砲”は2軍でやり直すべきなのか?
阪神・佐藤輝明の痛恨落球が足を引っ張った。SNSでは“2軍に落とせ”の声が殺到する異常事態
阪神・佐藤輝明の痛恨落球が足を引っ張った。SNSでは“2軍に落とせ”の声が殺到する異常事態

“痛恨落球”の阪神佐藤輝明にSNSで虎党から“2軍に落とせ”コール殺到の異常事態…“未完の大砲”は2軍でやり直すべきなのか?

 さらに佐藤の落球で無死一、三塁となって、カリステに同点タイムリーを打たれた村上―坂本のバッテリーの配球もいただけなかった。カリステはボールゾーンの落ちるボールに弱い。5回の第3打席ではワンバウンドになるフォークに手を出して空振りの三振に倒れている。 
 カウント3-1からバッテリーはストレートでファウルを打たせた。だが、フルカウントになってバッテリーはカリステがフォークを狙っていると考えたのだろう。裏をかいた配球で続けてストレートを選択したのだ。しかも、村上のコントロールが甘くなった。外角高めに浮いたストレートをライト前へ弾き返され同点とされた。
 セ・リーグでタイトル獲得経験のある評論家は、「外国人選手に対して裏をかく配球はいらない。フォークで三振を取りにいってよかった。また村上は勝負どころでのコントロールが甘かった」と指摘した。
 岡田監督は球数が100球を超えた村上を8回も続投させた。桐敷がブルペンにいればバトンタッチだったのかもしれないが、同点にされ、なお、無死一、二塁で細川に四球を与えて満塁になっても動かなかった。そこまでの中田、石川への投球内容から判断しての続投だったのだろう。中田は、ここまでまったくタイミングが合わず3打席凡退。石川も三塁強襲のヒットは打っていたが、前の打席ではフォークに手を出しての三振だった。村上は、中田を三振に斬ってとったが、石川にタイムリーを許した。そのボールゾーンに落とすフォークは悪い球ではなかった。今日15日は豊橋から名古屋へと戦いの場を移す。先発は左腕の大竹。嫌なムードを断ち切りたい重要なゲーム。岡田監督は、サトテルの処遇も含めて、どう動くのだろうか。
(文責・RONSPO、スポーツタイムズ通信社)

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