大谷がロバーツ監督持つド軍日本人出身選手最多本塁打記録を抜く8号ソロを放つ(写真・AP/アフロ)
ロバーツ監督の“狂喜乱入”だけではなかった…大谷が8号本塁打で果たしたもうひとつの約束とは?
先発したエースのタイラー・グラスノーは、昨年オフにレイズからトレードでドジャースに移籍したが、その際、同時に5年総額1億3650万ドル(約209億円)での契約延長にサインした。その交渉の際に先にドジャースと10年7億ドル(約1064億円)の契約を結んでいた大谷からのビデオメッセージを見せられたという。
「あなたのために何本かの本塁打を打てるよう願っています」
大谷はそうグラスノーに約束。
実績のある右腕がドジャースと長い契約を結ぶことを後押ししたという。グラスノーは、2度のMVPを獲得した二刀流スターのメッセージにも背中を押されて、ドジャースと5年の延長契約を結んだ。
大谷は、その約束を守り、この日の8号がグラスノーの先発試合で3本目となる援護弾。同紙によると、7回2失点で6勝目をあげたグラスノーは、大谷の8号&タイムリーを含む大量援護をもらったことについて、「素晴らしい。投手にとって援護のあるオフェンスを持つことは確かにスペシャルなこと。私が投げる試合ではドジャースが10得点かそのくらいを取っていると思う。とても良い気分になれるのは確かだ」と語ったという。
また同紙は、「大谷は、得点圏打率が低いという苦闘から逃れ始めている。3安打を放ち、前日のブレーブス戦の10回に放った同点タイムリーに加え、この日には、4回にタイムリーを打った」と続け、一時、1割を切っていた得点圏打率が.225まで回復してきたことを評価している。大谷は5日(日本時間6日)のブレーブス戦にも「2番・DH」でスタメンに名を連ねた。
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