大谷翔平が9号2ラン&10号ソロの大爆発。本塁打と打率で両リーグリップに立った(資料写真・AP/アフロ)
「あそこまで飛ばすために私なら2回ボールを打たないといけない。別次元のレベルだ」大谷の9号2ラン&特大141m10号ソロにチームメイトが衝撃を受ける
米メディアも絶賛の嵐だ。
MLB公式サイトは「ドジャースがこの冬に大谷と契約した時、彼らはとてつもない本塁打と、次の10年の間に彼がドジャースタジアムでもたらす決定的瞬間を夢見たのかもしれない。だからこそ彼らは、彼に歴史的な7億ドル(約1072億円)の契約の価値があると信じた」と書き出して、大谷の活躍を紹介した。同サイトによると、4打数4安打をマークした大谷は、この5試合で21打数11安打、3本塁打を放っているが、1901年以降で、最初の35試合で25本以上の長打を放ったドジャース初の選手になったという。
地元紙のオレンジカウンティレジスターは、「シーズン序盤には出遅れていたが、ドジャースが10年7億ドル(約1072億円)の契約で思い描いた大谷がやってきた。大谷は最初の8試合で本塁打がなかったが、その後の27試合で10本塁打としている」と評価。
大谷は、山本由伸が先発した1日のダイヤモンドバックス戦でスタメンを外れて休養を取り、翌日の2日は、チャリティイベントに参加して、2日連続で心身を休めた。同紙によると、ロバーツ監督は、「あの2日間は大きかったと思う。彼はこのシリーズで違う選手だった。彼にとってあのリセットは良かった」と発言。その2日間の休養効果が、本塁打、打率で両リーグトップに立つ爆発につながっていると考えているという。
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