横浜DeNAの宮崎がイレギュラーした打球を頭部に受けて担架で運ばれた
「アンツーカーがカチカチやねん。跳ねて危ない」なぜ横浜DeNA宮崎敏郎の頭部をイレギュラー打球が直撃する“事故”が起きたのか…遠因を阪神の岡田監督が指摘
試合は、その裏に宮崎に代わって5番に入った森の三塁打、筒香のタイムリー三塁打などで横浜DeNAが3-3と追いついたものの、阪神が9回にダブルスイッチで途中出場していたノイジーのタイムリーで勝ち越しダブルストッパーのゲラを投入して逃げ切った。
阪神の岡田監督の試合後の囲み会見では、記者からの質問はなかったが、自ら「宮崎は、どないなってんの?」と切り出し、その後の様子を心配した。
岡田監督は事故につながるイレギュラーが起きた遠因が異常に硬く固められたアンツーカーにあるのでは?と指摘した。
「アンツーカーはイレギュラーが跳ねる。昔より硬くしてるやろ?だから、よけいに跳ねるんや。昔は土の部分はもっと柔らかかったよ。今日バットでコンコンとやったらカチカチやもん。なんであんなに硬くするんかわからんけどな。危ないというかな」
試合前に岡田監督はアンツーカー部分をノックバットでコンコンと叩き、硬さを確認していたという。
横浜DeNAではメジャーリーグのスタジアムで導入されているのと同じ土で、各塁の周辺とマウンドを固めている。試合を通じて出来る限り安定したグラウンドの状態をキープするための工夫だが、まるでコンクリートの上でボールが跳ねるような怖さがあり打球が減速しない。2度とこのような悲劇を繰り返さないために岡田監督の指摘に耳を傾け、何らかの対応が必要なのかもしれない。
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