• HOME
  • 記事
  • 野球
  • 違法賭博“前科”がある元NBA審判の「大谷翔平は水原容疑者のギャンブル依存症を知っていた」「絶対野球にも賭けていた」などの“とんでも発言”が米SNSで“物議
水原容疑者の罪状認否を前に元NBA審判のとんでも発言がSNS上で物議を醸す(写真・AP/アフロ)
水原容疑者の罪状認否を前に元NBA審判のとんでも発言がSNS上で物議を醸す(写真・AP/アフロ)

違法賭博“前科”がある元NBA審判の「大谷翔平は水原容疑者のギャンブル依存症を知っていた」「絶対野球にも賭けていた」などの“とんでも発言”が米SNSで“物議

「彼が賭けていた金額を見ると、明らかに彼はある種の依存症を抱えており野球のシーズンにそれを止めることができるわけがない。彼が野球に賭けただけでなく大谷の試合にも賭けていたことは絶対に間違いない。そして大谷自身も彼が何をしていたかを知っていたと思う」
 水原容疑者は2021年12月から2024年1月の間に約19000回の賭けをしたことが明らかになっており、1日あたりの賭けた回数は約25回を上回り、1ベットあたり平均1万2800ドル(約200万円)を賭け、その範囲は10ドル(1560円)から16万ドル(約2490万円)だったという。 
 同氏はその賭けの回数や金額から「絶対野球にも賭けた」と推測したのだ。
 FOXスポーツはドナヒ―氏の意見に対する反応コメントを大谷の代理人であるネズ・バレロ氏に求めたが返答はなかったという。
 だがドナヒ―氏の名誉棄損ものの“とんでも発言”に米SNS上では、支持する意見がある一方で批判の声が相次いだ。
「大谷もおそらく知っていたと思うが、ドナヒ―の言うことは何も信用できない。彼には信頼性がない」
「ドナヒ―は10年以上にわたって自己中心的な嘘をつき続けている」
「一平が大谷になりすました部分を含む膨大なテキストのやり取りや音声データがすべて調査された。明らかな被害者である大谷についてこれ以上話さないでください」
 批判の中には「ドナヒーのようなクズ野郎の特徴の一つは、他のみんなも自分と同じクズ野郎だと思っていることだ」という辛辣な意見もあった。
 14日(日本時間15日)にロサンゼルスの連邦地方裁判所で水原容疑者の罪状認否が行われた。水原容疑者はすでに銀行詐欺罪と虚偽の納税申告の罪の2件についての有罪を認め、司法取引に応じているが、形式上、罪状認否では無罪を主張した。6月14日の次回審理で有罪を認めることになる。また司法取引の条件として水原容疑者は大谷氏に総額約1700万ドル(約26億6000万円)の賠償金を支払う必要があり、IRSには100万ドル(約1億5600万円)以上の罰金の支払いを命じられる可能性がある。銀行詐欺罪は最長30年、虚偽の納税申告の罪は最長3年の刑が科せられるが、司法取引により減刑されるものと見込まれている。

関連記事一覧