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井上尚弥に倒されたルイス・ネリ(左)とスティーブン・フルトン(右)がフェザー級で激突?!(写真・山口裕朗)
井上尚弥に倒されたルイス・ネリ(左)とスティーブン・フルトン(右)がフェザー級で激突?!(写真・山口裕朗)

井上尚弥に倒された2人の“敗者復活戦”「ネリvsフルトン」がフェザー級で計画?!

 ただ現時点では、あくまでも計画段階。カネロvsクロフォードありきのビッグイベントだけに、この先どう展開するかの見通しは立っていない。まずクロフォードは8月3日にサウジアラビアが主催者となって米国ロサンゼルスで開催するイベントでWBA世界ス―パーウェルター級王者のイスライル・マドリモフ(ウズベキスタン)に挑戦する。カネロとクロフォードの間には、階級の壁があり、クロフォードがここで4階級制覇を達成することが最低条件となるだろう。
 カネロvsクロフォード、ネリvsフルトン以外の残りの3カードの候補も豪華だ。5月5日にカネロと対戦して判定負けしたハイメ・ムンギア(メキシコ)vs元IBF世界スーパーミドル級王者のカレブ・プラント(米国)、WBA世界スーパーライト級王者のイサック・クルス(メキシコ)vsWBC世界ライト級王者のシャクール・スティーブンソン(米国)、井上との対戦を熱望しているIBF世界フェザー級王者のルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)vsWBC世界同級暫定王者のブランドン・フィゲロア(米国)の3試合がリストアップされている。いずれも単独で興行が成立する好カード。ロペスvsフィゲロアの勝者もまた井上の有力な対戦候補となってくる。ビッグプランの行方に注目したい。

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