• HOME
  • 記事
  • 五輪スポーツ
  • 「少しは食事を美味しくできないのか?」「ここじゃあパフォは上がらない」悪評だらけの選手村に金メダリスト達が苦言…部屋の暑さに耐えきれず公園で昼寝する選手も
悪評だらけのパリ五輪の選手村。部屋のベッドは東京五輪と同じく段ボール製だ(写真・アフロ)
悪評だらけのパリ五輪の選手村。部屋のベッドは東京五輪と同じく段ボール製だ(写真・アフロ)

「少しは食事を美味しくできないのか?」「ここじゃあパフォは上がらない」悪評だらけの選手村に金メダリスト達が苦言…部屋の暑さに耐えきれず公園で昼寝する選手も

 食事問題もいまだにホットな話題だ。
 米紙「USAトゥデイ」は、「パリ五輪でアスリートたちは食事について話すのをやめることができない」という見出しで食事事情を伝えた。
 開幕後すぐに高タンパク質の食材が足りないことが問題となったが、「食事サービスを提供する会社は、当初、特に卵やグリル肉などの需要の高いタンパク質食品を中心に補充を行ったと述べた。それ以来、騒動はほぼ沈静化したが、今は食事の量よりも好みに不満を訴える声が多くなっている」とし、食事のバラエティの少なさや、そもそも“美味しくない”という根本的な問題が解決していないことを伝えた。
 米国の男子体操代表のアッシャー・ホンは、「ひどくはない。ただ、オリンピックで期待されるようなものではない。もう少し良いシェフを連れてきて、料理を少しは美味しくして欲しいと思う」と不満を漏らした。
 アスリートにとっては、快適な住環境はとはいえず、英ミラー紙によると、テニスのスター選手のココ・ガウフ(米国)は、チームメイトの1人が「窮屈」を理由にホテルへの引っ越しを決めたことを明かしている。また豪州の競泳代表で、400メートル自由形で金メダルを獲得したアリアーン・ティトマスは、「オリンピック村での生活では、パフォーマンスを上げるのが難しい」と切実に訴えたという。
 閉幕までに選手村の環境問題は解決するのだろうか。

関連記事一覧