「大谷翔平はこの星で最高の選手だ」元同僚エンゼルス守護神が驚愕の22号先制2ランにおののく…ロバーツ監督は打点&打率など“8冠”に「これまで見た中で一番の好調」
1番に入ってからの好調について大谷自身は、前出のスポーツネットLAのインタビューの中で「1番?そこまで大きく変わることはない。試合の第1打席に少し違いがあるが、打順より前後のバッターが大事」と分析している。
また本塁打、打率だけでなく、長打率.628、OPS1.026、得点60、1総塁打187、長打45、ISO.305でもトップに立ち“8冠”。しかも大谷自身メジャー最長となる6試合連続打点で、打点も55と伸び、1位のオズナに8点差と迫り、2012年のタイガースのミゲル・カブレラ以来となる史上15人目の3冠王も視野に入ってきたのである。
ロサンゼルスタイムズ紙は「昨年12月にドジャースと結んだ10年7億ドル(約1118億円)の1年目に大谷は、10月に向けて勝ち進んでいくだけなく、ワールドシリーズ制覇の賭け率で、現在最有力となっているチームで最高の選手となってきた」と絶賛。
MLB公式サイトも「アメリカン・リーグで2度のMVPを獲得した大谷は、彼の元所属チームに、どれだけ圧倒的な存在だったかを思い出させることに時間をかけさせなかった」と伝えた。
オレンジカウンティレジスター紙によると、ロバーツ監督は、「これまで見てきた中で一番好調なのは確かだ。依然、話したように広角に打てる球を捉え、センターへも打球を放った。彼は本当にいい野球ができている。今晩は我々が彼をサポートできなかった」と、大谷が手のつけられない無双状態にあることを証言したという。
そしてESPNは、延長10回の裏のドジャースの反撃を断ち、2021年以来続いていたフリーウエイシリーズの連敗にピリオドを打ったエンゼルスの守護神エステべスのコメントを紹介している。
「(大谷は)この星で最高の選手だ。彼がボールをどれだけ激しく打つのかを目にすることにいまだに驚かされている」
ドジャースとエンゼルスのフリーウエイシリーズは2試合だけで、今日22日(日本時間23日)に第2戦が行われる。