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巨人の松原と西武の若林の1対1トレードが成立したが、若林の放出を元千葉ロッテで評論家の里崎智也氏が予言していたとSNSで話題になった
巨人の松原と西武の若林の1対1トレードが成立したが、若林の放出を元千葉ロッテで評論家の里崎智也氏が予言していたとSNSで話題になった

巨人松原―西武若林の電撃トレードを“予言”してSNSで話題沸騰の里崎智也氏に聞く…「球界のトレード第二弾は誰ですか?」

 西武の若林楽人外野手(26)と巨人の松原聖弥外野手(29)の1対1トレードが24日に成立し両球団から発表された。SNSで話題となったのが元千葉ロッテの評論家の里崎智也氏(48)が自身のユーチューブで、このトレードを予想していたことだ。今回のトレードは成功するのか。そして球界に電撃トレード第二弾はあるのか。里崎氏を直撃した。

 

 交流戦明けにはトレード市場が活発化する。昨年も交流戦後に5件のトレードが成立していたが、まさにその“ホットゾーン”で西武と巨人の間で電撃トレードが発表された。チーム打率.201と打線が低調で最下位に苦しむ西武側が巨人にオファーする形で、松原と若林の外野手同士の1対1トレードが決まった。
 このトレードが発表されると同時にSNSの話題を独占したのが、“モノ言う評論家”里崎氏が、自身の公式ユーチューブ「里崎チャンネル」での企画の予想が的中したこと。23日にアップした「トレードに出してあげた方がいい選手」の西武編で真っ先に若林の名前を出していた。またこの時点では、まだ公開されていなかったが同企画の巨人編では松原をリストアップ。SNSには「凄すぎる!」「両球団の編成は間違いなくこの動画を見ている」「里崎さんは、西武にスパイがいるのでは?」などの投稿が殺到し、西武編の再生回数は27万回を突破した。
 里崎氏は「裏情報なんかないですよ(笑)。それに僕は予想屋じゃないんでね。ただ各チームの戦力、編成、事情、狙いなどを分析した結果として当たったのであれば、評論家としては認められたということでしょう」とまんざらではない様子。
 そして「この企画はトレードを予想するのではなく、実績や実力はあるが、チーム事情や調子で1軍出場機会がなく、このままファームで飼い殺しになるのであれば、どこかチャンスのあるチームに出してあげた方がいいんじゃないか、という選手をリストアップしているものなんです。現役ドラフトの考え方に近い企画。例年やっていますが、名前を出した選手に“ありがとうございます”とお礼を言われたこともあります」と付け加えた。
 では今回の電撃トレードは正解だったのか。
 里崎氏の意見はこうだ。
「大前提としてシーズン途中のトレードの狙いは、優勝、あるいはクライマックスシリーズ出場圏内を狙うために欠けたピースを埋めるもの。野球は何があるかわからないが、西武の借金26の状況を考えると、今はトレードをする時期ではなく、来季に向けて若手にチャンスを与え、戦力の底上げを図っておくべきだと思う。ただ今なんとかしなければならないという切羽詰まった内部事情があるのかもしれないしファンに向けての球団のアピールもあると思う。そこは外から見ている人間にはわからない。ただシンプルに、このトレードの是非を論じるならば、両球団にメリットのある、めちゃくちゃいいトレードだったと思う」

 

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