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巨人の松原と西武の若林の1対1トレードが成立したが、若林の放出を元千葉ロッテで評論家の里崎智也氏が予言していたとSNSで話題になった
巨人の松原と西武の若林の1対1トレードが成立したが、若林の放出を元千葉ロッテで評論家の里崎智也氏が予言していたとSNSで話題になった

巨人松原―西武若林の電撃トレードを“予言”してSNSで話題沸騰の里崎智也氏に聞く…「球界のトレード第二弾は誰ですか?」

里崎氏は、西武からは若林以外のトレード候補として中継ぎ左腕の浜屋将太、中継ぎ右腕の本田圭佑、平井克典、アンダースローで先発の與座海人の名前をあげている。開幕から勝ち星のない高橋光成が登録抹消された現状では與座は放出できないだろうが、アンダースローには稀少価値があり、西武のフロントが決断すれば、投手を交換要員にトレードの第2弾があっても不思議ではない。
 また優勝、あるいは、Aクラスに向けての緊急補強が必要なチームは、セ・リーグでは打線の強化が急務の阪神と中日。パ・リーグでは投手陣に故障者が続出しているオリックスだろう。
 阪神はショートの木浪聖也が15日のソフトバンク戦で死球を受けて肩甲骨を骨折して長期離脱が予想され、中日は23日の広島戦でショートの村松開人が飛び込んだ際に左肩を脱臼、「左肩SLAP損傷」と診断され、こちらも長期離脱の可能性がある。
 だが、里崎氏は、両球団の緊急補強に否定的だ。
「阪神は小幡竜平がいるし、彼にとって代わるくらいの内野手を獲得しないと意味がない。補充選手であればチームの若手を使った方がいい。また中日からは、出してあげた方がいい選手として、龍空、後藤駿太、石垣雅海、福谷浩司、根尾昂の名前を出しましたが、内野は駒が揃っているし、中日側から誰かを取りにいくというより、相手チームからのオファーがないとトレードの成立は難しいかもしれません」
 またオリックスに関しても、「先発では外国人投手が2人いて山下舜平大が戻ってきた。マチャドにつなぐ中継ぎは、宇田川優希、山崎颯一郎のいない状況は、確かに苦しいが、若手で回しているし、7回、8回の投手を獲得するには、それ相応の選手を出さねばならない」という見方をしている。
 では、若林、松原に次ぐ「出してあげて欲しい選手」の目玉は誰なのか?里崎氏は「全球団、順番にユーチューブでアップしていくので、それをお楽しみに(笑)。先出しはしません(笑)」と、“営業活動”を最優先して教えてはくれなかった。
 各チームの編成担当の話を総合すると打線強化がポイントのチームが目をつけているトレード候補の目玉は、日ハムの4年目の外野手、今川優馬だ。今季は開幕1軍から漏れ、水谷の台頭で出番を失い、5月6日に1軍昇格したが「1番・レフト」でスタメン出場した5月19日のロッテ戦で4打数ノーヒットに終わり、翌日に抹消された。今季はわずか6試合の出場機会しかない。イースタン・リーグでは、47試合で打率.312、3本塁打、22打点の成績を残している。7月末の期限まで里崎氏のユーチューブ予想と見比べながらトレード戦線の行方に注目していくことにしよう。
(文責・本郷陽一/RONSPO、スポーツタイムズ通信社)

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