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女子テニス界の“レジェンド”セリーナ・ウィリアムズの大谷翔平を皮肉ったスピーチに批判が殺到(写真・AP/アフロ)
女子テニス界の“レジェンド”セリーナ・ウィリアムズの大谷翔平を皮肉ったスピーチに批判が殺到(写真・AP/アフロ)

「私なら気づいていたわ」テニス“女王”ウィリアムズの約25億円を騙し盗まれた大谷翔平を皮肉ったスピーチにSNSで批判殺到

 

 大谷は、この事件が表沙汰になると、記者会見を開き「お金を盗まれたことは知らなかった」とコメント。連邦当局が明かした訴状の中でも、水原被告が、いかにして大谷を騙して口座から違法なブックメーカーへ送金したかの数々の悪質で巧妙な手口について明かされている。法廷で水原被告も罪を認め、連邦当局、そしてMLBの調査も「大谷は被害者だった」と結論づけた。
 すでに「大谷が知らなかった」ことが証明されていて、親友に裏切られ、1600万ドル(約25億円)もの大金を盗まれた大谷が、夜も眠れないほどのショックを受けたにもかかわらず、その話をぶり返して、男女のアスリートの賃金格差を示す例として引用し「私なら気づいた」とまで発言するのは、さすがにジョークでは済まないだろう。SNSでファンが、激怒の声をあげたのも当然なのかもしない。
 だが、一方でウイリアムズのスピーチを評価する声もある。
 米スポーツサイト「エッセンシャリースポーツ」は、「セリーナの叫びは、ジョークよりも深いメッセージだ。プロスポーツにおける根強い男女の賃金格差をはっきりと思い出させるものだった。 大谷の不幸は、より大きな問題の例え話となった。彼女の言葉は、聴衆の共感を呼び、大きな歓声と、息を呑むようなメドレーのような反応があった。男性優位の業界における公平性と公正さについての議論を巻き起こした」と伝えた。物議を醸した発言にウィリアムズがどんな反応を示すのか注目が集まっている。

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