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  • 「常習性のない喫煙なら五輪出場もあり得ると考えていた」喫煙&飲酒でパリ五輪辞退の宮田笙子が所属する順大の声明文が波紋…SNSでは「的外れな意見」の批判も
パリ五輪の女子体操競技主将だった19歳の宮田笙子が喫煙&飲酒の発覚で代表から外された(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
パリ五輪の女子体操競技主将だった19歳の宮田笙子が喫煙&飲酒の発覚で代表から外された(写真:長田洋平/アフロスポーツ)

「常習性のない喫煙なら五輪出場もあり得ると考えていた」喫煙&飲酒でパリ五輪辞退の宮田笙子が所属する順大の声明文が波紋…SNSでは「的外れな意見」の批判も

 

「勿論、本学における学生指導に至らない点があったことは事実であり、この点については猛省するところであります。一方で本人も深く反省していることから、本学としては今後の再起に向けて本人を全面的に指導及びサポートをしていく所存です」
 宮田の辞退が発表されてから一夜明けた20日になって、順天堂大側の声明に対して、X(旧ツイッター)などのSNSで様々な意見が飛び交った。順天堂大を支持する投稿は目立たず、ほとんどが批判的な声で占められていた。大学は、宮田をヒアリングしたそうだが、声明文の中では、喫煙の常習性の有無に関して説得力のある説明はなく、SNSを“炎上”させるような状況になっている。
「健康総合大学を掲げる大学とは思えない言葉」
「順天堂って頭悪いの?大学がこのレベルじゃコイツみたいな奴が出てくるのも納得」
「小さな事だろうが、法を犯した事を白状した選手を出場させることは無理!大学もゴタゴタ言わんと諦めろ」
「順天堂大学の見解は『教育的配慮』の観点からのもので、日本体操協会行動規範の『スポーツにおける公正の精神とマナー』という観点とは違う。その違いゆえに『社会的ペナルティー』という見方も的外れになっている」
 宮田自身は20日までに自身のインスタグラムへの投稿をすべて削除している。そのなかには、事前合宿地のモナコへ出発した際の写真や投稿も含まれていた。これに対しては「そこまで追い込むほどの罪かね」や、あるいは「こんなになるまでの社会的制裁が必要なのか」といった心配の声も寄せられている。
 JOCから五輪選手団の認定を受けた後に、怪我や病気などではなく不祥事を理由に派遣が取り消された初めての事例がもたらす余波は、収まる気配を見せていない。

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