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  • “あの”発言が海外で大反響を呼ぶ…井上尚弥vs中谷潤人の夢対決は実現するのか…元世界王者は「中谷がバンタム級最強」と断言
V1戦で衝撃の157秒KO勝利したWBC王者の中谷潤人。井上尚弥との夢対決が話題となっている(写真・山口裕朗)
V1戦で衝撃の157秒KO勝利したWBC王者の中谷潤人。井上尚弥との夢対決が話題となっている(写真・山口裕朗)

“あの”発言が海外で大反響を呼ぶ…井上尚弥vs中谷潤人の夢対決は実現するのか…元世界王者は「中谷がバンタム級最強」と断言

 

 9月3日に有明で元IBF世界同級王者のTJ・ドヘニー(アイルランド)と対戦する井上は、2025年いっぱいは、スーパーバンタム級に留まる考えを明かしている。年3試合のペースで戦うとすれば、ドヘニー戦後に残り4試合。井上が対戦候補として名前をあげたのは、WBAの指名挑戦者で元WBA&IBF世界同級王者のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)と、WBO&IBFの指名挑戦者のサム・グッドマン(豪州)の2人。まだ2試合空きがある。
 だが、対する中谷の統一戦計画は、とんとん拍子には運ばない。ターゲットにしているWBA王者の井上の弟は、12月にWBA2位の堤聖也(角海老宝石)とV3戦を行う予定で、WBO王者の武居由樹(大橋)は9月3日に元WBC世界フライ級王者、比嘉大吾(志成)との防衛戦を控えている。IBF王者の西田凌佑(六島)は統一戦の前に初防衛戦を挟みたい意向を示しており、中谷が4つのベルトをまとめるプランは具体化していない。そして、忘れてはならないのは、井上vs中谷のドリームマッチの決定権は井上サイドにあるということ。
 モンスターが中谷を挑戦者として認めるかどうかがポイントで、弟の拓真との“バンタム最強決定戦”が行われる前に挑戦を受けることはあり得ない。そして井上陣営は、中谷のドリームマッチの野望を拓真が阻止することに全力を集中するだろう。
 中谷vs井上拓真も最高のカード。世界を狙う予備軍として那須川天心(帝拳)が世界4位を3回TKOで蹴散らしアピールするなど日本のボクシング界が歴史的活況を迎えていることだけは間違いない。
 モンスターは自身のXに「日本ボクシング界黄金期突入か すげー時代だ」とポストした。

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