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パリ五輪の女子スケードボード(ストリート)の金メダル候補ライッサ・レアウらが送迎バスを来ずスケボーで選手村へ帰る(写真:松尾/アフロスポーツ)
パリ五輪の女子スケードボード(ストリート)の金メダル候補ライッサ・レアウらが送迎バスを来ずスケボーで選手村へ帰る(写真:松尾/アフロスポーツ)

「交通事故でも起きたらどうする?」パリ五輪で送迎バスが来ず女子スケートボードの金メダル候補選手らが練習場所からボードで街なかを滑走して選手村まで移動する不手際

 スケートボード女子の有力選手がオフィシャルの選手の送迎バスが来なかったため練習会場からボードに乗ってパリの街なかを滑走して選手村まで移動したことが明らかになった。フランスのCNEWSや米NBCが25日に報じたもの。SNS上では「もし交通事故でも起きていたら誰が責任を取るんだ!」と大会本部の不手際やマクロン仏大統領までも批判する声が殺到する事態となっている。

 1時間の待ちぼうけ

 まさかスケードボードのメダル候補たちがパリの街なかをスケートボードで滑走しているとは誰も気が付かなかっただろう。
 フランスのCNEWSと米NBCが動画映像で、女子スケートボード、ストリートの金メダル有力候補でブラジル代表の16歳のライッサ・レアウが、同じブラジル代表のパメラ・ロザ、オランダ代表のキート・オルデンブービングとともに、パリの街なかを選手村まで滑走している様子を伝えた。
 レアウは13歳で出場した東京大会の女子ストリートで銀メダルを獲得している。ちなみに金メダルは日本の西矢椛だった。
 本来であれば、練習後に出場選手、関係者のためのオフィシャルバスが彼女らを迎えに来て、選手村まで送り届けるはずだったが、バスが来なかったという。
 彼女らは、1時間ほど待ったが、バスが現れず仕方なくスケートボードに乗って帰ることにしたという。
 素肌にピエロのような可愛いフェイスペインティングをしたレアウは、ロザやオルデンブービングとともに「タクシーかウーバー(ライドシェアサービス)を見つけようと思ったのだけど、どうしたらいいかまったくわからなかった。なんとかして戻らないといけないから」と話した。
 スケートボード・ストリートの選手だけに、パリの街をさっそうとスケートボードで移動したのかと思いきや、レアウは戸惑い、怒りを込めた表情。さわやかな笑えるエピソードではなく、大会本部の不手際へのいら立ちを隠さなかった。
 この動画に対し、SNSではパリ五輪の運営部の不手際やマクロン仏大統領を批判する厳しい書き込みが多数投稿された。
「もしメダル候補が交通事故にでもあっていたら誰が責任を取るんだ!」、「アスリートたちが、交通手段がなく暑さで倒れそうになったり、十分に眠れなかったり、食べ物が足りなかったりしてもマクロンは気にしていない。彼が関心を持っているのは、自分のショーケースの式典を運営し、自分のイメージのためにお金を投資することだけである」、「このために道路に特別なレーンを作ったのでは?」、「フランスへようこそ!!もしすべてが順調に進めば、段ボールのベッドに戻った時には全ての荷物が消えていると思う」などという批判や皮肉が並んだ。

 

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