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韓国選手団の入場で誤って「北朝鮮」と紹介アナウンスされる大失態があった(写真・AP/アフロ)
韓国選手団の入場で誤って「北朝鮮」と紹介アナウンスされる大失態があった(写真・AP/アフロ)

韓国メディアが大激怒!パリ五輪開会式の船上入場で「韓国」を仏語と英語で「北朝鮮」と間違ってアナウンスする大失態

 パリ五輪の開会式が26日、夏季大会としては史上初めてスタジアム外で行われた。セーヌ川での94隻の観光船を使った船上入場行進など、サプライズの演出の続いた革新的な開会式に対する国際的な評価は高かったが、「韓国」の入場を「北朝鮮」と誤って紹介する大きなミスがあり、韓国メディアは激怒した。また降雨対策が取られていなかったことへを問題視報道もあった。韓国は21競技に121人の選手を派遣している。

 北朝鮮のアナウンスは間違わず

 セーヌ川を利用した異色の開会式は、世界のファンやメディアから「革新的だった」「素晴らしかった」「フランスらしい文化を感じさせた」などの喝采を受けたが、とんでもない失態を犯していた。
 32万人もの観衆がセーヌ川沿いに集まったが、48番目に入場した韓国の選手団を間違って、フランス語と英語で「北朝鮮」とアナウンスして紹介してしまったのだ。
 韓国のXスポーツニュースによると、韓国は女子競泳のキム・ソヨンと、男子走り幅跳びのウ・サンヒョクの2人が騎手を務め、50人の選手が、コンゴ民主共和国、クック諸島、コスタリカ、コートジボワールと同じ船に乗船。手を振りながら、48番目の登場したが、会場の女性アナウンサーは、フランス語で「République populaire démocratique de corée」、英語で「Democratic People’s Republic of Korea」とアナウンスした。これは「北朝鮮」を示す言葉で、正式にはフランス語で「République de corée」、英語で「Republic of Korea」とアナウンスしなければならなかった。
 北朝鮮は153番目に入場。間違えることなくフランス語と英語で「北朝鮮」とアナウンスされたという。
 このミスに韓国メディアは激怒。Xスポーツニュースは「私たちは北朝鮮ですか?!」…「韓国は北朝鮮と2度も呼ばれ、開会式は大事故に見舞われた」との見出しを取った記事を掲載。
 経緯と様子を細かく紹介した上で、「通常オリンピックのような大きな国際大会の場合、開会式などのメインイベントの会場内アナウンサーの人選には細心の注意が払われる。様々なイベントを実施してきた経験に加え、評判も考慮される」と、アナウンサーの人選について疑問を投げかけた。
 さらに「オリンピックの開会式は数回リハーサルが行われる。韓国と北朝鮮では入場の順番に大きな差があるため、スタジアムのアナウンサーが事前に用意したキューシートがごちゃごちゃしていたとしか考えられない。初歩的で大きなミスだ」と批判した。

 

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