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米NBCのパリ五輪女子ゴルフの生中継で放送禁止用語を口にしてしまったモーガン・プレッセル(写真・AP/アフロ)
米NBCのパリ五輪女子ゴルフの生中継で放送禁止用語を口にしてしまったモーガン・プレッセル(写真・AP/アフロ)

それダメでしょ?パリ五輪女子ゴルフの生中継で米NBCのコメンテーターを務めたプロ女子ゴルファーが放送禁止用語を口にしてSNSが炎上騒ぎ?!

 米「UsWeekly」によれば、今大会では放送事故が相次いでいるという。8日の陸上競技中継では、キャスターのスティーブ・バックリー氏が「they/them」という代名詞を使っている米国の砲丸投げ代表のレイブン・サンダースに対して、色とりどりに染めた髪に言及した際に「she/her」と呼ぶなど、性差別と捉えられるような問題発言をしたため、番組中に訂正がなされたという。
 また4日の男子100mの決勝では、金メダルのノア・ライルズ(米国)と銀メダルのキシェーン・トンプソン(ジャマイカ)が9秒79の同タイムでゴール。写真判定の末、1000分の5秒差でライルズが勝ったが、その結果が出る前にコメンテーターのリー・ディフィー氏が、「勝ったのはトンプソンだ」と間違ったコメントを残した。この“放送事故”もSNSで炎上。翌日にディフィー氏は、Xに「男子100は壮大で、史上最も接近したレースだった。私の目と直感が、キシェーン・トンプソンが勝ったと告げた。明らかにそうではなかった。そんなに大胆に言うべきではなかったけど、彼が勝ったと純粋に思ったんだ。私が間違っていた」と投稿し謝罪する顛末があった。
 同メディアは「これらの事件を鑑みるとプレッセルの誤った“F爆弾”は些細なことのように思う。静かで控えめな放送で知られる、このスポーツ(ゴルフ)の視聴者は、このペースの変化を気に入っているようだ」との見解を伝え、Xに寄せられたファンのポストの一部をこう紹介した。
「普段は真面目なプレッセルの衝撃的な“F爆弾”だ」
「オリンピックは彼女をジョン・ラームに変えた。私はそれを愛しています」
 ジョン・ラームは短気で問題行動の多いことで知られるスペインのトップゴルファーで今大会では銅メダルを獲得した松山英樹とメダル争いを演じていた。
 ちなみにプレッセルが放送禁止用語を口にして興奮を伝えたヘンダーソンは、第3ラウンドを終え、通算2アンダーで13位タイ。日本の山下美夢有は、通算7アンダーの3位タイでメダル圏内をキープしている。放送事故のアクシデントなども含めてファンは、パリ五輪を楽しんでいるようである。

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