パリ五輪でNBA入りの可能性を示した海外選手の1人に日本代表ホーキンソンの名前があがる(ⒸFIBA)
パリ五輪でNBA入りの可能性を示した海外選手の1人に日本代表ホーキンソンの名前があがる(ⒸFIBA)

パリ五輪でNBA入りの可能性を示した日本代表プレーヤーは誰?

 そして「ホーキンソンは、昨季のスリーポイントのシュートの成功率が、2015―2016シーズン以来となる30パーセント以下に落ちたシカゴ・ブルズのセンター、ニコラ・ブーチェビッチのような選手のバックアップとして使えるかもしれない」と指摘。NBA入りの可能性のあるチームとしてブルズを示唆した。
 シアトル出身のホーキンソンは、ワシントン州立大学時代に、NBA入りを目指して3年連続で得点とリバウンドの数字を2桁に乗せる「ダブルダブル」を達成するなど活躍したが、チームが弱かったことと、その将来性に疑問符をつけられて、ドラフトにリストアップされることはなく、ロスで行われたBリーグのトライアウトで見初められ卒業後に日本に渡り、ファイティングイーグルス名古屋でプロキャリアをスタートさせ、2023年には帰化。昨年のW杯では日本代表入りして活躍した。
 29歳でのNBA挑戦は簡単ではないだろうが、ESPNは、それらの事情を考慮した上で、ホーキンソンの名前をリストアップしたようだ。
 日本代表からは、河村がメンフィス・グリズリーズ、富永啓生がインディアナ・ペイサーズと、それぞれエグジビット10契約(トレーニングキャンプへの参加、2WAY契約への切り替え可能)を結びNBAへ挑戦する。
 またESPNは、他に南スーダンのカーリック・ジョーンズ、フランスのマティアス・レスソート、セルビアのフィリップ・ペトルセフ、スペインのウィリー・ヘルナンゴメスの名前をあげた。レスソート以外はNBA経験者だ。

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