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大谷翔平が「45-45」を達成した(写真・アフロ)
大谷翔平が「45-45」を達成した(写真・アフロ)

「もし大谷翔平が50‐50を達成すれば二度と見ることのできない記録となる」“あの”米殿堂入り右腕が残り21試合で「45ー46」をクリアした大谷の挑戦に期待

 

 同サイトは、「もう大谷が何かを達成することに驚かされることはほとんどなくなったが、彼の盗塁は、MLB史上最も多彩な選手に加わった新たな技術となっている。彼の盗塁のキャリアハイはMVPを勝ち取った2021年の26個だったが、このシーズンはリーグ最多タイに並ぶ10の失敗を犯していた。だが、今年の大谷は盗塁を50度試して、46度成功している。右肘を手術し、彼の能力をオフェンスに集中していることが起因しているかもしれない。彼は7月22日以来盗塁を失敗していない」と盗塁の成功率の高さを紹介。
 「大谷は、ほぼ神話的と感じられる本塁打と、その盗塁を合わせた数字で偉業を達成するため残り21試合で5本塁打と4盗塁を必要としている。彼が今のペースを維持すれば、51本塁打、53盗塁となり、もしそうなればMVPスピーチのリハーサルを始められそうだ」と続けた。
 過去にDHでMVPを獲得した選手がいないため、「守備をしない選手がMVPでいいのか?」との論争も起きているが、同メディアは、「50‐50」を達成すれば、その異論も消えると主張した。
 またCBSスポーツによると、大谷が「50ー50」を達成すれば、シーズン50本塁打、50盗塁を達成した史上3人目の選手となる。過去にバリー・ボンズが2001年に73本塁打、1990年に52盗塁をマーク。ブレイディ・アンダーソンが1996年に50本塁打、1992年に53盗塁を記録している。
 また通算213勝で米野球殿堂入りしているブレーブスの“レジェンド”ジョン・スモルツも、サイヤング賞投手のジャスティン・バーランダーの弟で大の大谷ファンを自称しているベン・バーランダーのポッドキャスト番組に出演してこう語った。
「もし大谷が今年50-50を達成すれば、その記録を超える選手は二度と出現しないだろう。だから、それが(MVP論争の)声明となります。それを行うのは困難です。誰かが、その壁を破れば、きっと多くの人がそれに続くと思うでしょう。ただ二度と見ることはないと思います」
 もし大谷が「50‐50」を達成すれば、永遠に抜かれることのない金字塔となることを証言している。

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