米野球殿堂入り選手のオルティスが同じDHの大谷のMVP獲得可能性をぼやく(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
「MLBは私がDHであることをMVP受賞のできない言い訳としていたのに…大谷は?」“ビッグパピ”オルティスが「45-45」大谷翔平のMVP獲得の可能性を暗に批判
先日はメッツの地元メディアのスポーツキャスターも「大谷の功績を認めない」との反対意見を述べて「攻走守でチーム貢献している」メッツのショートストップのフランシスコ・リンドアをMVPに推して物議を醸した。
だが大谷は「守れない、走れない」のオルティスとは違い盗塁でもチームに貢献している。前出の「ボラビップ」も「大谷、オルティスの両選手共に優れた成績を収めているが、両者の間には(盗塁数など)顕著な違いがいくつかある。大谷は打者としてのパワーと投手としての能力を兼ね備えた並外れた多才さを発揮している。さらに2024年の大谷のWARは、オルティスのキャリアベストのWARを上回っている」と付け加えた。
WARは「打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標」で、MVP投票での記者の評価基準のひとつにされている。
果たして大谷がMVPを受賞したときに「腰を落ち着けてMVPの行方を見守っている」オルティスはどんな発言をするのだろうか。
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