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井上尚弥に倒されたフルトン(右)の再起戦を見たネリ(左)が対戦要求(写真・山口裕朗)
井上尚弥に倒されたフルトン(右)の再起戦を見たネリ(左)が対戦要求(写真・山口裕朗)

井上尚弥に倒されたフルトンの再起戦を見た“悪童”ネリが「12月に会おう」と対戦要求…フェザー級でモンスターへのリベンジを狙う2人が熾烈なサバイバル?

 

 さらにフルトンが「応援してくださった皆さんに感謝します。14 か月のブランクを経て復帰できてうれしく思います。これからはもっと積極的に活動していきたいと思います。改めて感謝します」とXに投稿すると、「12月に会おう」と対戦要求ともとれる返信を投稿した。
 フェザー級での世界王座を獲得を目論むフルトン陣営は、10月5日に英国で対戦するWBA世界同級王者のニック・ボール(英国)と同13位ロニー・リオス(米国)の勝者をターゲットにしている。フルトンのマネージャーは12月にもう1試合前哨戦を挟む考えを明かしており、ネリが、そこに目をつけて、対戦を要求したものとみられる。
 もし実現すれば、ネリにとってそこが再起戦即ビッグマッチとなるだろう。現在ネリはWBAフェザー級3位でフルトンが2位。WBAのタイトルへの挑戦権をかけるマッチアップとしても理想的かもしれない。
 フルトンもネリも、フェザー級での井上とのリベンジマッチを希望している。2026年には、フェザー級に転級してくる予定の井上を王者として待ち受けて再戦を実現したいとの構想である。もしこのフルトン対ネリのカードが実現すれば“モンスターに敗れた男たち”の注目の再戦サバイバルマッチとなるだろう。

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