「野球はみんなで作っていくもの」シンガーソングライター家入レオさんが西武戦に“中9年”でキュートな始球式
人気シンガーソングライターの家入レオさん(29)が16日、ベルーナドームで開催された西武対ロッテ戦で、スペシャルミニライブ&セレモニアルピッチを行い、スタジアムを盛り上げた。
ライオンズブルーの限定ユニホームで戦う「西武ブルーシリーズ」の最終日企画として球団マスコットのレオつながりで、招かれた家入レオさんは、金髪ポニーテールに「LEO」の名前が入った背番号「00」のユニホームに可愛いパンツ、首からは、この日のために特別コラボレーションしたグッズのマフラータオルを下げて登場。
まずはスペシャルミニライブとして、マウンド付近で、ヒット曲「君がくれた夏」、そして「みんな元気ですか?手拍子お願いします」と呼びかけて2曲目の「Shine」を心を込めて歌い上げた。
「今日のミニライブで、初めて私の曲を聴いた人も多いと思いますが、ファンの皆さんに手拍子をしていただけて皆さんの温かさを感じました。また私の歌でライオンズの応援ができたらうれしいです」
そして2014年の8月以来“中9年”で10年ぶりの登板となったセレモニアルピッチでは、正規プレートの一歩後ろからノーワインドアップで“入魂の1球”を投じた。ノーバウンドとはならなかったが、ワンバウンドでミットに収まり、とてもキュートな始球式にファンから大喝采を受けた。
「(ベルーナドームでは)約10年ぶりのセレモニアルピッチということで、練習もしてきました。前回よりも遠くに投げられてよかったのですが、ワンバウンドしてしまったので…できれば間隔を空けずに(笑)また挑戦したいです」
家入レオさんは、次回は“登板間隔”を置かずに登板することを志願した。
「セレモニアルピッチが始まる前に、(球団マスコットの)レオとライナが緊張している私を励ましてくれたり、選手の皆さんにも声をかけていただけたりして、改めて野球はみんなで作っていくものなのだなと感じました」
家入レオさんの思いがナインに届いたのだろう。
この日は、ルーキーの武内が7回まで完全試合を遂行する究極のピッチング。8回にソトにヒットを許して大記録はならなかったが、1-0のスコアでプロ初完封勝利。家入レオさんは勝利の女神となった。