(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
「大谷翔平とチームにとっていい考えではない」チームドクターでもある執刀医のストップでプレーオフでのリリーフ登板プランは完全消滅
だが、エルトラッシュ氏は、その早すぎる復帰に警鐘を鳴らした。
通常トミー・ジョン手術からの復帰は、14か月かかるとされており、「手術を一度経験しているからといって万全になるわけではありません。神があなたに与えた靭帯を引き裂くことができるなら、私たちが手術した(補強した)靭帯を引き裂くこともできます」と、ブレーキをかけた。
それでも回復は順調で、本来ならば、この時期の球速は90マイル(約145キロ)以内に抑えねばならないが、大谷は93マイル(約150キロ)に到達しているという。球団は、近日中に、リハビリの次の段階となるライブBPを10月に行うか、11月にズレ込ませるかの協議の場を大谷と持つという。
チームはディビジョンシリーズ、チャンピオンシップシリーズを勝ち抜き、ワールドシリーズ進出を目指すことになるが、大谷は、打者一本に集中して悲願の世界一を狙うことになる。
シャンパンファイトに酔いしれた大谷は「まだ試合はある。気をゆるめることなく最後まで駆け抜けたいですし、その先を見据えながら頑張りたいと思います」と初体験となるポストシーズンに向けて気持ちを高めていた。
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