RIZIN「聞いている話とはだいぶ違う」屈辱の3連敗の萩原京平はどうなるのか…元妻へのDV容疑での逮捕報道には榊原CEOが異論
さらにショッキングなニュースが駆け巡った。
集英社オンラインが萩原が元妻へのDV容疑で今年6月に大阪府警に逮捕されていたとの記事を配信した。同記事によると突き飛ばすなどの暴力を受けた元妻が警察に相談し、被害届を出したことで萩原が逮捕され、その後、弁護士、ジム関係者らに示談を迫られたため、サインして萩原は釈放されたが、示談金は支払われていないという。同記事では、元妻が暴力によって負ったとされる膝の痣の写真や、弁護士と元妻のラインのやりとりのスクリーンショット、示談書などが“証拠”として示されている。
試合後の総括会見で、この問題について質問を受けた榊原CEOは「(記事は)ざっと読んだが、僕らが本人に聞いている話とだいぶ違う。(記事中でコメントしている)RIZIN関係者っていうのも意味がわからない。僕らから、それに対して話をするというのは特にはないが、萩原選手から聞いている話とは随分違うなあっていう感じです」と萩原から説明を受けていたことを示唆した上で異論を唱えた。
「たぶん言い分はそれぞれにあると思うので、それがどう推移をして…法律にのっとった国のルールがあるんで、そのルールの中で、どういう結論になるかによって萩原選手とどう向き合うかということだろうと思う」
RIZINとしては今後の推移を見守る姿勢を示した。
ただ榊原CEOは、2度目の3連敗で本当に崖っぷちに追い込まれたファイターとしての萩原へは引退勧告ではなく逆に奮起のエールを送った。
「『萩原、強くなれよ!』という感じ。こんなところで終われないという思いもあると思う。長南はいい選手を作り出す力のあるコーチ。これ以上、恥をかきようはないんだから、最後ベルトを巻いてやろうと長南にすべてを託すつもりでやったほうがいい。人気が先行しているが恥をさらしながらも戦い続けて欲しい」
萩原京平はどんな決断を下すのだろう。
(文責・RONSPO編集部)