「スーパースターを酷評したド軍指揮官は残酷なまでに正直だった」米メディアは大谷翔平の走塁ミスを「思考停止」「言い訳できない」と批判したロバーツ監督の発言を支持?!
同サイトは、試合後に再度このミスに触れたロバーツ監督のコメントを紹介している。
「内野手が後ろに下がったあの状況での内野への深いゴロ。ショウヘイは走らなければならなかった。彼は、あそこで動けなくなってしまったと思う。言い訳はできない。1回表に1-0のリードを作って流れを作るのと、反対に、その1回を切り抜けた相手の流れとなる一端になってしまったと思う」
ロバーツ監督は試合中のコメントに続けて再び大谷に苦言を呈した。
地元のロサンゼルスタイムズ紙も、ドジャースの敗戦を伝える中で、大谷の走塁ミスとロバーツ監督のコメントについて触れ、「ロバーツ監督がフォックスの中継で話したように、走者を置いた1回に大谷は『思考停止』を起こし、ヘルナンデスのゴロで三塁からの得点をしくじった」と、指揮官の発言を支持。
同じく地元のスポーツサイトLAFBは「ロバーツ監督が試合中のインタビューで大谷に驚きの発言」との見出しを取り「スーパースターの大谷を酷評した」と伝えた。
同サイトは、試合中にフォックススポーツの中継で答えたロバーツ監督のコメントの全文を掲載している。
またメッツの地元紙であるニューヨークポストも「ロバーツ監督は大谷の痛かった『思考停止』に不満そうだった」との見出しを取り、この問題を報じた。
「ドジャースはナ・リーグのチャンピオンシップシリーズ第5戦で流れに乗るため、試合開始直後にチャンスをつかんだ。そしてノーアウトで三塁に大谷を置き(先取点を奪うことは)簡単そうに見えた。しかし、このスーパースターは、そうすべきだった時にホームへ走らずドジャースは得点を逃した。ロバーツ監督は、大谷の判断についてどのように感じているかについて残酷なまでに正直だった」
同紙も「ロバーツ監督は大谷が試合の先制点へホームに向けて走らなかったことについて驚いていたようだった」とし、試合中のロバーツ監督の発言を紹介した。
ナ・リーグのチャンピオンを決める戦いの舞台は、1日の移動日を挟み、再び西海岸のドジャースタジアムに戻る。大谷の性格からすれば、ロバーツ監督の発言も当然のものと受け止めているのだろうが、指揮官が苛立ちを隠さず、チームの大黒柱を批判したことが、チームにどんな影響を及ぼすのだろうか。