「おそらくストライクは投げてもらえない」大谷翔平は米メディアも興奮の43年ぶりとなるヤンキースとの東西名門対決でドジャースを世界一へ導けるのか?
また別記事で「これがドジャースが大谷と2000万ドル(約30億円)以外のすべてを後払いとした記録的な10年7億ドル(約1054億円)で契約を結んだ際に描いた計画だった。この契約は、事実上バーゲンだったと証明した」とし、ドジャースの筆頭オーナーのマーク・ウォルター氏のコメントを紹介している。
「彼は勝ちたいと望んでいることが分かるチームを見つけることに興味を示していた。彼が我々を選ぶことで最高のチームになるだろうと感じていた」
またスタン・カステン社長は「文字通り(ワールドシリーズに進出することが)彼の人生のすべて」と明かし、アンドリュー・フリードマン編成本部長も「まさに12月に彼と会った時に話したこと」とコメントしている。
さらに「ヤンキースとドジャース(当時はブルックリン)が8年で5度ワールドシリーズで対戦した1940年代後半から1950年代の野球界はもはやない。両チームが5年で3度優勝を争った1970年代後半から1980年代初めのような際立ったものもない。今回、あのような戦いを再現することはないかもしれない。NFLを超えるスポーツに駆け上がることもないだろう。しかし、大谷の存在は北米のライトなファン層の興味をそそり、日本の大谷を追いかけるフォロワーたちの狂乱をもたらすことになるだろう」と大谷がワールドシリーズにもたらす影響力を伝えた。
同記事は最後に対大谷のキーマンとなるヤンキース投手陣を紹介した。
「ヤンキースの先発左腕はカルロス・ロドン1人だが、ネスター・コルテスJr.を加えることができるかもしれない。ブルペンの左腕でトップのティム・ヒルは、ポストシーズンでの左打者との対戦では、13打数3安打のみですべて単打。左腕ではティム・メイザも控えていて、右腕のトミー・ケインリーは、対左打者に素晴らしいチェンジアップを武器にしている。同じく右腕のルーク・ウィーバーもスプリットが持ち球だ」
ワールドシリーズは日本時間の26日にスタートする。