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  • プロ2軍からの異例ドラフト…藤川阪神が狙う“桐敷2世”左腕の目黒宏也には5球団、“首位打者”知念大成には巨人と横浜DeNAが熱視線…オイシックスの“4人衆”は指名されるのか ?
ドラフト指名を待つオイシックスの“4人衆”。左から目黒、知念、上村 下川(オイシックス新潟アルビレックス・ベースボールクラブHPより引用)
ドラフト指名を待つオイシックスの“4人衆”。左から目黒、知念、上村 下川(オイシックス新潟アルビレックス・ベースボールクラブHPより引用)

プロ2軍からの異例ドラフト…藤川阪神が狙う“桐敷2世”左腕の目黒宏也には5球団、“首位打者”知念大成には巨人と横浜DeNAが熱視線…オイシックスの“4人衆”は指名されるのか ?

 

「真っ直ぐに力があるし、大学の先輩の桐敷のような馬力もついてきた。腕の振りが同じでスライダーで空振りが取れる。上でも即戦力として通用する」と橋上氏。   
 投手では異色のサブマリン下川に3球団から調査票が届いている。先発からスタートしたが、横浜DeNAの中川颯と同じく中継ぎに転向してから持ち味を発揮。40試合、112回に登板して、102奪三振で、”奪三振王”となり、防御率3.86もリーグ4位の成績だ。中川よりも、さらに低いリリースポイントから、浮き上がるストレートで空振りが取れる。中川の活躍でセ・リーグで下手投げ投手が通用する前例が生まれたため、現役時代にアンダーハンドだった高津監督が率いるヤクルトが熱心に下方を追いかけている。
 また異色のサイドハンドから最速149キロのストレートを右打者の懐に投げ込んでくる上村にも2球団から調査票が届いた。今季48試合に登板し、防御率2.93で、20セーブをあげてセーブ王。フレッシュオールスターにも選ばれた。
 そして野手にも注目のドラフト候補がいる。今季111試合に出場し、打率.323、4本塁打、39打点、12盗塁の成績で首位打者に輝いた知念だ。沖縄尚学時代は最速145キロを誇る左腕投手だったが、沖縄電力に入ってから外野手に転向し今季からオイシックスに入団した。3拍子揃った左打ちの外野手。独特のクラウチングスタイルから150キロを超えるストレートに食らいつき、広角に打てるだけでなく、長打力も秘める。橋上氏は「神宮、ドーム、ハマスタなら年間10本は打てる。守備範囲も広く、足もあるのでチームによってはレギュラーも狙える」と評価している。
 元投手の肩に50m5秒台の俊足も魅力。その知念には巨人と横浜DeNAが目を付けているという。果たしてオイシックのスポンサーステッカーが多く貼られたオレンジ色のユニホームから、NPB12球団の新しいユニホームに袖を通すことになる選手は何人生まれるのか。運命の瞬間が近づいている。
(文責・RONSPO編集部)

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