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健大高崎高のセンバツV捕手の箱山遥人(写真:日刊スポーツ/アフロ)
健大高崎高のセンバツV捕手の箱山遥人(写真:日刊スポーツ/アフロ)

阪神、巨人、中日、楽天、西武などドラフトで捕手の欲しい球団が指名するならこの3人

 

 一方の野口は、強肩の打てる捕手。
「堂々の体格でパワーがある。フルスイングだが、すり足でタイミングを取り、広角に打球は飛ぶ。おまけに強肩。大型捕手だ」と松井氏。
 名城大学時代にはリーグ戦で通算9発。全日本大学選手権の亜大戦、明治神宮大会の上武大戦で、それぞれホームランを放ち、大学侍ジャパンに選ばれた。社会人の1年目は4番でDH、2年目に正捕手となり、U―23代表では4番を任された。主要大会での打率は3割を超えている。
 即戦力ではないが、将来性に期待する素材型でのナンバーワンは、センバツ優勝捕手である健大高崎高の箱山遥人(右打ち、1m77、84kg)だ。
 強肩に加えて、フットワークが抜群で、高校通算35本の長打力を秘める。今夏の甲子園では、2試合でヒット1本しか打てず課題の打撃に成長が見られなかった点が気掛かりだが、松井氏は「バント処理などのフットワークの俊敏さに目をみはるものがあった。運動神経がいいのだろう。ただ課題はバッティングで、パワーはあるが外角の変化球への対応に苦慮している。プロでどこまで、その部分を改善できるかだが、将来性のある大型捕手」と評価している。

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